お母さん、騙されている事に薄々気が付いてたんですね。
それでも彼の事を愛してたとは……。
お金がない生活の中、自分よりも子供を優先して治療を受けさせた彼女は、きっと我が子の幸せを心から願っていたのでしょう。
母親から子供への、無条件の愛を見て思わず泣きそうになりました。
死ぬ時に幸せを願った我が子ではなく、騙していた男に囚われてしまっていた彼女ですが、少なくとも幸せな時があったのだと感じます。
普段あまり応援コメントは書かない(何書けばいいかわからなくて……)のですが、この「シアハニー・ランデヴ」が注目の作品に載っているのを見て勝手ながら嬉しくなってしまい、コメントを書かせていただきました。おめでとうございます‼︎
作者からの返信
風宮 翠霞様、ありがとうございます……! デュランの母は、ちゃんとした教育を受けられていませんでしたが、地頭は悪くなく、デュランの生物学上の父が細かな矛盾に薄々気づいていました。それでも、それでも、それでもいいと縋ってしまった結末が……。
病に冒されて、精神を病んだ彼女は、記憶が過去に後退してしまって、目の前にいる人間(デュラン)が誰なのかもわからなくなり、暴れ狂ってしまいました。……でも、彼女は……彼女は、デュランを愛していなかったわけではないのです。デュランは、生まれてきたとき、祝福されていたのです。それを……それをどうしても……願いを込めて書きたくて、この話を入れました。読んでくださり、また、注目の作品に入っているのを教えてくださりありがとうございます……! 今確認したところ、PV数がとても増えていました。ありがとうございます……!
お金……。
お金さえあれば助かったかもしれない命。
人の命さえも左右してしまうお金。
あるところにはあり余っていて、ないところにはなく、命の危険すら……。
資本主義の世の中では、人の運命は生まれた瞬間に決まってしまうとさえ感じる……。
作者からの返信
奇蹟あい様、応援コメントありがとうございます……!
お金さえあれば……あるいは、デュランの母が病に冒されなければ……せめて、デュランの生物学上の父が、正式な移民になれるよう手続きを補佐してくれていれば、母子は困窮することなく暮らしていけました。彼らが幸せになれる可能性は、そばにありました。
この話で伝えたかったのは……前の話で、デュラン自身は、『誕生日を祝われたことなどない』と思っていましたが……。
実際は、覚えていないだけで、ちゃんと祝われていたんだよ……、幸せな瞬間はたしかにあったんだよ、不幸にしたくて産んだわけじゃないんだよ……ということを伝えたくて書きました。私の、願いを込めた話です。
今回が番外編という事は、本編は【Bottom of the HELL】までという事でしょうか。
執筆お疲れ様でした。僕はこういうのはちょっと苦手な方なので、なんとも言えないです。■■■が生きていた時の所業に、もっとわかりやすく読者の怒りを買うような描写があったら、最後のシーンにもっと共感が持てたかもしれないなと思いました。
でも、ここまで読者に媚びない作風でこれだけの読者の方が読んでくれたなら立派なものだと思います。僕なんて全然追いつかないです。
作者からの返信
夏目 漱一郎様、紛らわしくてすみません、本編はまだあと少し続きます……!
デュランとアネモネの物語が主軸なので、そこをなんとかしようともがいている最中です。本当に、こんなに多くの方に読んでいただけるとは思いませんでした。もう少し……もう少し、頑張ります。ご意見もありがたいです!
R-15の幅を飛び越えてしまいそうで、表現しきれない部分が多くありました。年齢制限がかけられるサイトで書き直す際に、熟考しようと思います。苦手なのに読んでくださり、ありがとうございます……!
【追記】この話は、個人的な理由のために書き始めた話であり、批判がものすごく来ると思っておりました。それでも、受け止めてくださった方がおり、読んだくださった方がいらっしゃることは、私にとってとてもありがたいです。
編集済
齢をとると、ただでさえ緩い涙腺がなおさら緩くなって困る(つД`)
これまでで、最も胸にくるエピソードでした。
このタイミングで☆三つ入れて構わない、と思えるくらいには(←負け惜しみw)
※せっかくの機会ですので、自主企画について
先日は、拙作へのご訪問ありがとうございました。
もしかしたら、「企画の概要も読まず、ただ目についたから新企画に自作を放り込むユーザー」の同類と思われているのではないか……という危険を感じましたので念のため申し上げます。
「復讐の連鎖」(拙作では「恨みの連鎖」と表現)については、拙作では全体を通した地下水のようなテーマ性として存在しています。
それがいくらか表に出たのが、キャッチコピーと一の四です。勘のいい人なら察してくれるかな……レベルですが。
また第二話においては、はっきり表のテーマとして扱っています。
もちろん、「そこまで読んでほしい」などと言うつもりは毛頭ありません。あくまでも、先述のような悪質なユーザーではない、そこを誤解されたくはない、という一念です。
長々と失礼いたしました。
追記:
体調を崩されていたんですね。たいへん失礼いたしましたm(_ _)m
職場から帰宅して、通知を見て驚きました。まさかここまでお読みいただけるとは……。
今更かもしれませんが、ご無理はなさらないでください。
こちらは、心配事がなくなっただけで充分ですので……
作者からの返信
吾妻藤四郎様、貴重なお時間を割いてお読みくださっただけでなく、素敵な応援コメントと、お星さままでくださり誠にありがとうございます……!
ここから、主人公デュランの人生の……復讐の連鎖と呼ぶべき展開が起こります。このHAPPY BIRTHDAYというエピソードは、デュランにも、誕生を祝われた瞬間があったこと、不幸にしたくて産んだわけではないということを示したくて書きました。ありがとうございます……!
吾妻藤四郎様、自主企画へのご参加ありがとうございます! 吾妻藤四郎様が悪質なユーザーだなんてとんでもない! そんなこと考えたこともございませんでした……!
復讐の連鎖がテーマの話が読みたいと考えて自主企画を立てたものの、最近の寒暖差で体調をやや崩しており、なかなか読み進めることができずにおりました……!
申し訳ありません……!
私の体調管理の甘さにより、吾妻藤四郎様に不安な気持ちを抱かせてしまったこと、誠に申し訳なく思っております。体調が回復次第、大切に読ませていただきます🙏