遠くから霧笛聞こえる坂道で指折りながら短歌作るかな

遠くから 霧笛むてき聞こえる 坂道で 指折りながら 短歌うた作るかな


これは今日の出来事をそのまま詠んでみました。

サンフランシスコにはサクラメント・ストリートという通りがあります。パークに行った帰りに、その下り坂を歩いていると、遠くから霧笛の音が聞こえてきました。

海のほうは濃霧なのでしょう。ひっくりなしブーブーというお腹に響くような低い音が、それもいくつも聞こえてきました。船同士が「そっちが避けろ」、なんて、会話をしているのかしら。まさかね。

霧笛は汽笛とは違うわねえ。

霧笛はアシカの鳴き声に似ているような。

そんなことを考えながら、指を折って、短歌を作りました。

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第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【短歌】一首部門 九月ソナタ @sepstar

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