さあさ、『カンナのお菓子教室』が始まりますよぉ~♪
おいしいお菓子にほっぺが落ちちゃいますよぉ~♪
みなさ~ん、お菓子作りを楽しんでね~♪
〔小説 息を蒸すお菓子〕
(カンナのお菓子教室に生徒A,B,Cが集まった。)
カンナ「皆さ~ん。今日から『カンナのお菓子教室』を始めますよぉ~。見て、読んで、作って・・楽しんでくださいね~♪」
生徒A「カンナちゃん。お菓子教室では、どんなお菓子を作るの?」
カンナ「私が一番得意なのは、『息を蒸すお菓子』でぇす♪」
生徒B「ええっ、『息を蒸すお菓子』ですって? あの『息』を『蒸す』の?」
カンナ「そうなんです。こうやって・・」
(カンナがドライアイスに息を吹きかける。)
カンナ「息を凍らせて、後で、蒸してお菓子に使うんですよ♪」
生徒C「それって、食べられるの?」
カンナ「おいしいですよ♪ この息を蒸すお菓子は、私が大阪府の堺市にいたときに覚えたんですよぉ♪」
生徒A「で、カンナちゃん。『カンナのお菓子教室』はいつ開かれるの?」
カンナ「ですから・・堺にいたとき、息が蒸されるんですよぉ♪」
生徒A,B,C「はあ? カンナちゃん、あなた、何を言ってるの?」
カンナ「つまりぃ・・
堺にいたとき、息が蒸される・・
さかいにいたとき、いきがむされる・・
さ(かい)に(いたとき)い(きがむ)(される)・・
入れ替えて・・
(きがむ)(いたとき)に(かい)さい(される)・・
気が向いたときに開催される。。。」
生徒A,B,C「ぎゃび~ん!」
〔小説 息を蒸すお菓子 おしまい〕