未来へ向けて、ほっぷ・ステップ・JUMP。

といういばらの道を乗り越えて来た、今の僕は無敵だと思っている。


なぜなら、人の痛み……そして、言葉の重み。この2つを知ることで学び、その身にはがねよろいまとうことができた。


ただし、取捨選択しゅしゃせんたくを間違えると、かえって、今度は自分が事の発端を起こしてしまい、いじめの当事者側に回ってしまうことも可能性としてはあると思う。


そうならないためにも、相手を思いやる気持ち……リスペクトは物凄く大切なことだ。そして、それとは別に……「自分がされて嫌なことは人にはしない」これも前者と一緒で物凄く大切な事柄だと僕は思っている。


単純明快たんじゅんめいかいだが、相手が嫌がることをしていたら、それは、いじめであって、最近では社会に出ると、それは〇〇ハラスメントと言われることもある。聞き馴染みの深い、パワーハラスメント(略称・パワハラ)やモラルハラスメント(略称・モラハラ)。犯罪行為になり得るセクシャルハラスメント(略称・セクハラ)など、このほかにも、いじめは社会に出てもあり得る事柄なのだ。そして、それを見て見ぬフリをして、ただ傍観して流されることだけは、常識的に考えてあってはならない事だと思う。いくらブラック企業であっても近年の社会一般的に考えれば、それはアウトなのだ。

………なので、間違っていることには反論し自分や他者を守ることも時には必要だと思う。自分だったらどうするのか。自分がその人だったら、どんなことを思うのだろうか。


常日頃から相手の気持ちを考えた振る舞いや、節操のある言葉遣いをすることが重要だと思う。


いじめから這い上がったその先には明るい未来が燦々さんさんと輝き、人一倍、俊敏しゅんびんに、時には敏感びんかんに物事をとらえ、メンタルは格段に強くなっていると僕自身の中ではそう思う。


それとは別に、新たに身に付いたスキルを行使こうしして、一生違いっしょうたがえることのない友達関係を作り勉学や部活動に励み、上級生や先生。親族などを始めとした目上の人への会話。場面ごとに合わせるコミュニケーション能力も多く身に付いたと思う。


それは、いじめを受けてから少しずつ階段を、ほっぷ・ステップ・JUMPして、自分を変えるために。元通りの生活を送るために。将来の夢を叶えるために。好きな物のために。いろいろな物を背負えるだけ背負って努力してきた積み重ねが、こうして結果に結び付けられているからである。


最後の締めくくりになったのだが、自分が経験した、いじめを、この物語ストーリーを通して、はたまた自分の口から他者へ発信して、より多くの方に伝え、いじめのない世の中をつくる上での、1つの足掛かりになれることを切に願う――――――。

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ほっぷ・ステップ・JUMP 睡魔まっすー @suimamassu

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