クラスで人気の陽キャな俺の幼なじみギャルは、陰キャな俺の部屋で人生最大級にデレる。

　今やクラスで人気のギャルになった乃愛は、実は俺の子供の頃からの幼なじみ。
放課後の帰り道、いつものように俺の部屋でゲームをしないかと誘ってみた。

　部屋にふたりきりになった乃愛と俺。実は俺は子供の頃から乃愛の事を好きだけど、
乃愛は俺のことを男として意識した事なんてないんじゃないかな。

　だって……

「今日は悠生ボコボコにしたい気分だから、格ゲーしよ」
「あ？　ボコんのは俺の方だから」

　今日も売り言葉に買い言葉。
　こんなんだから、俺と乃愛は男女の仲に進展するはずもない。

　そう思っていた。なのに。

「ねぇ、悠生。幼なじみのよしみでさ、お願いがあるんだけど……」

　乃愛が俺にしてきた『お願い』とは……？

悪態をついてばかりだった二人が、甘ーい関係になっていくお話。