艦族と呼ばれるもの達が、探し続けている、兵器ティアドロップ
貧乏艦を運営する主人公、艦長モブ(名前が良い)と響。
実はこの二人、ハードウェアとソフトウェアを分担する最高のバディなワケですが。
旅の途中、隻腕の傭兵を救出したり。
陰謀に巻き込まれたり。
ティアドロップにまつわる遺品に出会ったり。
古今東西のSF要素を詰め込んだかのような、ジェットコースターもといワープ航法ストーリーテーリングには目を見張るばかり。
キャラクターも濃い。
でも、特に艦長モブと相棒、響の時に無鉄砲とも言える決断と、
貧乏艦と思わせながら、最強の愛船が苦難を突破していく様は本当に快感で。
SFが苦手な方にも読んで欲しい、スペースオペラの快作です。
MIX culture SF / クラフト系の融合、
絶対、宇宙に羽ばたきたくなっちゃう。
行こう!
今なら、モブ艦長が乗船許可してくれるから!