笑顔が怖い──“祝男”の不気味さがじわじわ効く、静かな怪異譚。

「おめでたい出来事」と「不幸の連鎖」という矛盾が、次第に恐怖と不条理に変わっていく構成が見事。
最後の結婚式シーンでは、読者までもが「笑うな…」と息を飲んでしまうはず。

都市伝説・現代怪談・サスペンスが好きな方は間違いなく刺さります。
読後、あなたも“祝男”を街中で探してしまうかもしれません。

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