飲み会
下界、サンライズ共和国のクアトロ地方に位置するハイノー地域と呼ばれる場所
どんなに国の在り方が変わろうとも、ただひたすらに酒を作り続けた最強の酒造家の一族が代々統治している、酒好きにはたまらない場所である
そのハイノーの中央に位置するセントラル・パークにおいて、一人の男が待ち合わせをしていた
「遅いなぁ、先輩」
「よう、待たせたの」
「あっ、お疲れ様です、、、今日はそっち側なんすね」
先輩と呼ばれた
「嫁さんがうるさいのよ、この格好でいけって」
「嫁さんって、、、すいません、どの??」
「ヘラじゃな、とゆうかむしろあいつしかおらんじゃろ、そんな要求してくるの」
「失礼かもしれませんがああって感じですね。」
「ってか、お前こそ、その姿は何?」
「まぁ、ぶっちゃけ業務してるときは割とリーダーっぽい感じになってるんで、こっちに来る時くらいはうだつの上がらない中間管理職っぽい姿がいいなぁって」
「あっ、だから口調もそんな感じか。」
「まぁ、そうですね。あれっ、そういえば他の方は?」
「もうじきくるとは思うんだが、、、」
「すみません!遅れました!」
「そうこうしとったら来たの」
「あっ本当ですね。なんとなくオーラでわかるんですけどあの人はもしかして、、、」
「うむ、特別ゲストの柴ちゃんじゃの」
「やっぱりかぁ、、、シヴァで柴かぁ、、、」
「はぁはぁ、おつかれ様ですお二人とも!」
「これまた、柴さんはなぜに幼女に?言っちゃあなんでふが、普段は結構、、、まぁ、アレな感じですよね?」
「お恥ずかしながら、、、ただこっちに来る時くらいは弱々しい幼女でいたいんですよ!一応幼女っぽい成人っていう設定です!」
「あぁ、こっち側の思想の人かぁ。じゃあ、なおさら幼児服はまずくないですか?」
「まずくないです!なんならオムツも履いてます!」
「いやぁ、待って、わし脳内混乱してるんだが?まぁまぁまぁ、とりあえずあやつらも待っておることだし、行くか」
「釈然としませんが、、、あっ、なんてお呼びすれば?シヴァさんは柴さんとして、先輩はどうします?」
「そうだな、、、エイカでよいよ?この容姿にもあっておるしな」
「なるほど、いいですね。僕はヤマでお願いします」
「了解しました!ヤマさんにエイカさん!」
「よし、ではいくぞよ」
私、閻魔様の側近やってます 煌皇 @radada1984
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