レビューに関して書いてみた、こんな文章(地底深くにいる素人作家から憧憬をこめて)

杵島 灯

星。それは、憧れの。

 先に謝罪しておきます。

 コレと同じような内容はあるかと思いますので「見てから書けよ、量産すんな」って思われる方がおられるかもしれません。

 すみません。ごめんなさい。


 ということで謝ったから大丈夫ですね!

 始めます!


 いつも思うのですが、カクヨム様の星って、いつ付けるのが正解なんでしょう。

 例えば食事だと (食べ〇グとかね)、食べ終わってどうだったか、みたいなところでレビューつけるじゃないですか。

 だけどWeb小説ならどうでしょう。


 一話読み切りの短編とか、五話完結の作品とかならいいですよ。

 だけど数十万字でそれはさすがにきつい。

 連載中に作者さんの心は折れるかもしれませんし、何より数十万字で星がゼロだと、新しい読者さんもあまりページを開いてくれなそうな気がする……。


 もちろん、正解はないと思います。

 読み手側が「こりゃすげえ!」って思った段階で好きにつけていいですもんね。


 でもまあ、タイあらの段階で星を付けるってことは少なそうなイメージ。ここでの星は、例えるなら食べ〇グだと「メニュー表が良かったので星五です」「匂いが最高だったので最高点にしました」レビューを読んだ気分? せめて食べてからにしてほしいなあ (読んでにしてほしいなあ)みたいな。


 ならば第一話はどうでしょう。まだ早いかな?

 第三話くらいならちょうどいい? だけどまだあんまり内容が見えてこない感じがする。

 一万字くらい? ありかもしれないね。でも構想が五十万とかある予定の話だったら、一万字だと……もうちょっと後にしたいところ。

 とすると第一章かな?

 

 って考えていくとやっぱり「十万字に到達しているのに星がない」なんてことになってしまいそう。

 うむ、だから「最初の数話を工夫して読者を掴め!」って言うのでしょうね。納得。


 こうしてみてみるとテンプレートの作品ってWeb小説向きなんだなって改めて思いました。

 今後の展開がだいたい分かりますし、更にそこに作者さんの独自性というスパイスが加わったりするのなら、第一話からだって星もざくざくです。


 だけどテンプレに沿ってない作品だった場合はつらいかな……。


 カクヨム様で読まれるためには、トップの「注目の作品」に載れるかどうかにかかってるように思えます。

 そして、ここに載るためには星が必要になる様子。

 ですが読んでもらえなければ星がもらえず、星がもらえなければ注目の作品には載れず、露出は増えず、PVは上がらず星はもらえず……ああ悪循環。


 実は私自身、テンプレートとは言い難い作品を書いてる方です。

 読まれたいならテンプレートに沿った作品、つまりは読み手側が求めている作品を書くべきだと分かって入るのですけどね。難しいですね。


 とにかく作品を知ってもらって、読んでいただいて。少しずつでも作者が書く「今後の作品」を楽しみにしてくださる方を増やしていくしかないかな。


 ……なんて思っていたら、つい先日見つけてしまいました。

 同じことを考えておられる、小説初心者さんの文章を。


 待って。

 これでも私、小説を書き始めて (=小説を投稿し始めて)五年目に突入しているんですけど?

 なのに初心者さんと同じ悩みを持っていて、同じ結論に達してるんですけど?

 えっ、えっ? 私の四年間どこ行ったの?


 考えてみたら処女作の完結に二年かかったから作品も少ないし、賞も取ってなければ商業化もしてないから私自身の知名度も低いよなあ!


 まじかーー!


 私が今やらなくてはいけないのは、新作を書くことだった!

 そんで少しでも私や私の作品を認知してもらうことだった!

 処女作のリメイクとかやってる場合じゃなかったーーーー!

 いや、やるけど。


 ということで。

 PVは歩いてこない。

 だから歩いて行くんだよ。

 Web小説の攻略法ってものを考えなければ、よほど運が良くない限り浮上はできないんだよね。難しいけど頑張ろう。


 という話でした。


 ん?

 非テンプレ作品を書いていたって面白ければ星が付くし、書き手へのファンも付く。実際にそういう作品はたくさんあるだろうって?


 や、やめろ!

 その台詞は私にこうかばつぐんだ!!


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※なお、上記文章の中で便宜上「処女作」と呼んだ作品は、カクヨム様に投稿した中だと「最新作」とも呼べるものです。今週から投稿を始めました。他サイトでは完結したけれど (二年半ほどの連載で約百五万字かかりました)、カクヨム様だとちゃんとした状態での投稿はしていなかったものですから。

二年前と展開はほぼ同じですけど、文章だけはかなり変更しております。

ちなみにこの処女作は「ないない尽くし」の少女小説なんです。

一体何がないのか?

その辺りは近況ノートに書いてますので、こちらの記事にも気が向いたら遊びにきてください (ダイマ)。


◆『村娘は聖剣の主に選ばれました』に「ないもの」

https://kakuyomu.jp/users/Ak_kishi001/news/16818093078770219872

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レビューに関して書いてみた、こんな文章(地底深くにいる素人作家から憧憬をこめて) 杵島 灯 @Ak_kishi001

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