第56話 囚われの兄弟

「どこ行こっか。」

「うーん。遊園地!」

「いいね遊園...」


顔に何かが飛んできた。


「これは...新聞?」

「………!!」

「どうしたのイクス?」


パサ...

新聞には、ある男の、公開処刑について記載されていた。


「無音だ。」

「だれ?」

「俺の友達。」

「!!マジ⁉早く行こ!場所どこ?」

「鬼神城。通称、闇政府だよ。」

「………⁉」

「カリン。早く行こう!」

「う、うん」


「転移魔法!赫塔」

「おい!火音!」

「あ、イクス!!無音さんが、無音さんが...」

「分かってる。ほかの奴らのところに行くぞ。」

「転移魔法!蒼塔」

「転移魔法!翠塔」

「転移魔法!雷塔」

「転移魔法!地塔」


「よし。転移魔法。鬼神城」


「ついた。」

「イクス―」「イクスさーん」「イクスしゃん」


そこには、リンたちがすでにいた。


「お前らも新聞を?」

「新聞?そこらへんをぶらぶら歩いてただけだよ。」

「無音が公開処刑される。」

「ゑ⁉」


コツ。コツ。コツ。コツ。


「やあみなさん御揃いで。」


「お前は、伊達 勝久!!」


地球防衛隊。アルトもいた。勿論その他も。

地球防衛軍のほうもいた。


「父さん!?」


「ここに、σの幹部と、Φがいるんだ。」

「イクス。あそこにつかまってる無鬼ってのはとてつもなく恐ろしいんだ。別名 白き猛獣といわれるほどな。アイツの幹部も...ってなんでイクスと幹部がいっしょにいるんだよ!?」

「何でって友達だもん!」

「だから六音神と一緒にいるのか。まったく恐ろしい。」

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Dragon Emblem イクス @ikus-39

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