ゴガツビョウ
@toku_wo_elu
第1話
平成か令和かは忘れた。
とある冬の季節、勉学に励む1人の少年がいた。
彼の名前は鎌田不二、昨年の春、高校を出ている。
『よし、とりあえず15分休憩すっか』
ふと、興味を抱いているでしょう。
昨年の春?なぜ今こんなに勉強に励んでいるのか?大学生ならもうとっくに遊びふけているでしょとか。
気持ちはわかる。ただこの男、とある理由で夏でも冬でも勉強しなくてはならない。それは___
『落ちた…』
同級生は唖然と半笑いの中間の声で
『マジ……?』
昨年の冬、彼は一つ受験に失敗してしまっている。それが彼の少しトラウマのようなものだ_____
『二…不二!起きないと授業料払わないぞ!』
『待って、それえげつない!!』
15分の休憩のつもりが仮眠をとっていたらしい。隣の書斎の部屋にいた父親もさすがに彼のいびきは聞き取れたようだ。
『ふぅ、もうやらねぇとな、間に合わんな』
仮眠から本腰を入れるようになった彼は
重い足で机に向かっていった。
____
ゴガツビョウ @toku_wo_elu
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