転生したらジャンヌダルクでした。神のお告げを無視してスローライフを目指します
前作の「アラスカ無双」に続き、長文タイトルかつ歴史ジャンルだ。長文タイトルが有用、というのは異世界ファンタジーなどで結論が出ている。長文にしたから必ず読まれるわけではないが。
前作の「アラスカ無双」が知識チートなしで無双したのと同じく、本作の主人公はジャンヌダルクに関して教科書レベルの知識しかない。
本作は歴史ジャンルとしては新たな試みをした。歴史×転生×スローライフだ。歴史ジャンルは転生して知識チートして成り上がる、もしくはフラグをへし折るのが多い。しかし、スローライフは少ないと思う。また、作者自身が初めて転生ものを扱った。
ジャンヌダルクは多くの武勇伝を残している。だからこそ、真逆であるスローライフで進めることにした。いきなり神のお告げを断ることで、すでに史実とは大きく異なっている。
本作について、「なるほど」と思った応援コメントがあった。「ポテンシャルは高い。こうすればより続けられたかな」と。建設的なアドバイスだった。一方で、「少し感覚が違うかも」と思った。読者は書き続けることに意義を見出しているが、私としては「書き続ける=面白い」ではないと思う。ここは個々人で感覚が違うだろう。完結した作品にも名作はある。また、本作に関しては長編を書くネタ、作者に力量がないのもある。
これは私が読み専ではないので自信がないのだが、連載作品に過度な期待はしない方がいい。完結した時のガッカリ感が大きくなる。ハードルは少し下げた方が良いと思う。だからと言って、私の作品に期待するな、という意味ではない。
少し話が変わるが、創作論で次のような内容を書いた。「好きなジャンル=得意なジャンルではない」と。これは私にも当てはまる。好きなのはミステリーだが、得意なのは歴史ものだ。これはミステリーはトリック作りから必要で労力がかかるが、歴史ものはすでにストーリーの下地があるから書きやすい。
今後の執筆作品は歴史ものが多くなると思われる。これは歴史物が「得意なジャンル」から「得意で好きなジャンル」に変わったからだ。戦国時代は多いので、他の時代、特に西洋史で新たな道を切り拓きたい。
自作の後書き集 雨宮 徹 @AmemiyaTooru1993
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