第2話 怒り

不条理への怒りもまた内にある。


正義が相対的で、決して成される事が無くともやはり求める心はある。


老いて消えたと思ったこともあるが、何かの拍子に燠火の様に燻っているのを感じるのだ。

斜に構え悟った様に振る舞いしも、己を偽っていると分かるのだ。


ならばどう慰める?

物語の主に重ねて、記す人物に重ねて燃やしてやるしかない。


もしかしたら、あなたも?

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闇を覗く 弓納持水面 @yuminaduki

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