みんな大好き(?)、ポストアポカリプスもの。
「Falloutシリーズ」
「The Last of Us」
「86-エイティシックス-」
…このあたりのゲームやアニメ、小説が好きな方はかなり刺さる短編だと思います。
おぞましい敵に追い詰められた際の、登場キャラクター(女の子)たちの反応。
終末世界と言えばこれ! な、廃墟の探索。
そして「蟲」どもとの、絶望的としか言いようのない戦闘シーン。
短編でありながら、そのどれもがリアルに描写されていて、とても楽しく読めました。
特に、「蟲に追い詰められた際のキャラの反応」はかなりクるものあって、読んでるこっちが胸を抉られた気分になります;;
あと個人的に特筆したいのは、銃のリロードモーションがかなり細かく描写されているところでしょうか。
「装弾済みのマガジンで空マガジンを弾きつつリロードする」シーンとか、「そうそう! AKのリロードと言えばこれだよ!」と、勝手に興奮してしまいました。ぐへへ(ミリオタ全開おじさん怖い…
読み終わった後にキャッチコピーの一文を読むと、ちょっとしんみりした気分になるのもポイント高いです!
終末世界モノがお好きな皆様には、ぜひお勧めしたい一本ですね!!