世界観・設定・用語
・世界観
地球防衛軍とNieR Automata、がっこうぐらし、アークナイツ等。とにかく大地そのものが救いのない苦しみを与えてくる環境だと思って頂ければOK。
デスストランディング、勝利の女神NIKKE…世界は廃墟で、核戦争は起きていないから自然は残っている。
”沃土”のイメージはマインクラフトのスカルクが近しい?らしい(友人談)
あとたまにだが、表向きの支援として空から支援物資が落とされる。
面目としては、人類領域の拡大政策ですから。
中身はだいたい食料。
・Outcast/Oc政策
追放や拒絶を意味する言葉。ここでは「Oc政策」を指す。
かつて”楽園”は、深刻な資源不足に陥った。清潔な水資源も、食料を得られる土地も、戦火と沃土から逃れてきた人類にとってはあまりにも少なかった。
そこで初期のOc政策では、”志願者”によるレジスタンス部隊を結成。人類領域のさらなる拡大を目的とした攻勢を仕掛ける。 ”志願者”たちは政策の一環で厚く支援されたとされているので、その多くは貧困層や移民、戦災難民だった。
結果はすべて失敗に終わった。ほとんどの志願者は銃の扱いも知らず、その体も健康とは決して言えなかった。 最初こそいくらかの訓練を実施されて組織的な作戦行動がされていたが、出撃した部隊は全て壊滅した。
そしてその果てにとられた作戦は、
ただOc政策によって確かに、”楽園”の食糧難は徐々に解決に向かっていた。
レジスタンスは全てメディアによってその実態を伏せられ、日常的に彼らを英雄と呼び続けた。 レジスタンスの反転攻勢によって領域が回復し、新たな食料生産ラインが誕生したという報道は”楽園”に住まう人々の耳を心地よく愛撫した。
そして現在は”楽園”の人口は安定している。出生数も増加しているが、Oc政策によって人口のバランスは保たれた。
・追放者/ 開墾者 ”彼ら”
Oc政策によって”楽園”を追われた人々を指す。沃土を彷徨い、蟲に追われ、飢えを凌ぎながらどうにか生きている。主な死因は餓死とも、被捕食とも言われている。
彼らの中には独自のコミュニティを各地に形成し、集団で生活している場合もある。貨幣制度は健在だがその価値はすさまじいインフレを起こしていて、コミュニティに所属していても食事に必ずあり付けるとは限らない。
探索や労働など、役割を果たせば通貨なしで最低限食事を与えられる。
それができない人間は倒れるか、あるいは…”尊厳”を奪われた。
無論、それとは無関係に奪われることも珍しくない。
・蟲/かれら
突然変異を起こし、急速に進化した巨大な昆虫類。またはそれに追随する小型の昆虫の群れを指す。
その形態は実に多様で、多くは複数の昆虫をキメラ化したような外見をしている。
だが今のところ、翅を持つ個体は見られるものの空を飛ぶ個体は報告されていない。おそらくは巨大化と共に重量が増加したのが原因だと言われている。
自身より小柄な生物はほぼ全て捕食し、時に共喰いをも行う。
絶命するとそこが”沃土”の土壌の上であれば急速に土壌へと分解され、跡形もなく消え去るという特性があり、今もなお謎が多い。
”沃土”の上であればどこからともなく出現し、すぐに徘徊を始める。
自己増殖を行う個体もあれば、交配をする個体も存在する。(雌雄同体の場合あり)
・沃土
干潟や湿地帯に似た、かなり水分を多く含む土壌であることが多い。
しかしそれはまるで一つの生命体…もしくは粘菌のようでもあり、徐々にその範囲を拡大させている。 蟲が沃土の外で絶命した時、適切な処理をせずに放置するとそこから新たに沃土が形成されることもあるようだ。
その性質から沃土のみで水を越える事はできず、海を隔てた島は沃土に侵されていない事がある。 が、蟲の中には水棲のものも確認されている。
・白いリボン
かつてここにいた、二人の姉妹の開墾者。
廊下に落ちていたのは冒頭の姉のもので、中庭に落ちていたのは身投げした妹のもの。
・ロスミーク
性別:女
年齢:17
身長:159cm
好きなゲーム:トランプ全般
特徴:やや茶色に近い髪色のウルフカット。
武装:ショットガン(KS-23)
KS-23をベースに、装弾方式を弾倉に改造されたもの。
やや大口径の散弾銃であり、用途によって様々なシェルを使い分けられる。
主に彼女が使うのは有効射程25mの
・ミユイ
性別:女
年齢:15
身長:143cm
好きなゲーム:RPGとFPS
特徴:くせのない黒髪のセミロング。
武装:アサルトライフル(AKM)
AKMをベースに、某国でライセンス生産されたもの。
オリジナルよりやや小型で、本来はできない3点射と単発ができる。
おそらく練度の低いレジスタンスに支給されたもので、扱いやすく、弾の消費を抑えるように設計されている。
・やや薄めの書物
元気だが少々空回りする少女と、おとなしく気怠げな少女の本。
いつもは静かなあの子が、今日はやけに距離が近くて…?
定価880円
・茶色い球体
”奴”の感覚器官の一種。本文中で描写したかったが、漏れてしまった。
感じ取れるのは熱と振動。
・赤い缶
ガソリン。引火点は-40℃なのですぐ揮発し、小さな火花一つで一瞬で燃え上がる。
良い子は絶対に真似しない事。
・青いポリタンク
灯油。灯油そのものは燃えないが、気化するとガソリン同様よく燃える。
もちろん熱せられるとドンドン気化するし、ガソリンと混ぜるとさらにすごく燃える。
悪い子も絶対に真似しない事。
・作中の爆発物や銃火器
先述のレジスタンス含むOc政策の一環で、一部には火器が支給されている。
だがやはり使うことなく絶命したりする事は多く、それから「拝借」するのが一番確実に物資を手に入れる方法だったりする。
皮肉なことに、腐る食料よりも爆薬の方が手に入りやすい世界だ。
・下
本当はスカートまでぐっしょりであるが、コンプライアンス的な配慮によってストッキングと下着だけに留めた。
・全ての元凶
お題で小説を書くという遊びをし、友人が「廃墟/蟲/ショットガン」という大変終わっている世界観にならざるを得ないお題を出したこと。
なお当の友人は、おっさんがアメリカのテキサスで蟲相手にショットガンを乱射するB級パニックホラー映画みたいなものを想像していたらしい
祈りは愛しい貴女へと あおのひゃっはー @heavycruiseraoba
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