沙優との幸せな同棲生活〜朝〜
黒氷
沙優と吉田の幸せな同棲生活〜朝〜
ピピピピピ…朝に鳴るよう設定したアラームが鳴り響く。
「んぁ…朝か…」
「あ、吉田さん、起きた?おはよう」
「ああ、おはよう沙優」
俺よりも早く起きて朝食を作ってくれている彼女に挨拶をする。
「ちょうど良かった。朝ごはん出来たよ〜」
そう言って、沙優が机に朝ごはんを並べる。
「おお、ありがとな、今日も美味そうだ」
「さ、食べよう。いただきまーす」
そう言って、沙優は目玉焼きにかぶりついた。
「俺も食うか…いただきます」
そう言って、朝ごはんを食べ始める。
「ご馳走様でした」
「おそまつさまでした」
「私が食器片付けちゃうから、吉田さんは会社に行く準備してね。あ、鞄はいつものとこに置いてあるから」
「そういや沙優は今日仕事休みだったな…ありがとう、いつも助かるよ」
「いえいえ」
そう言って俺は洗面所に行き、顔を洗い、ひげを剃る。沙優と付き合い、同棲してからも、毎日のように髭は剃るようにしている。
髭を剃り、鞄を持ち、会社に行く準備は完了。
「じゃあ行ってくる」
「行ってらっしゃい」
愛する彼女に行ってくると伝え、俺は会社に行く。彼女と過ごす平穏な生活を守るために。
沙優との幸せな同棲生活〜朝〜 黒氷 @momoremu
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