【あとがき――という名の簡単な解説】
はじめましての方ははじめまして、そうではない方はいつもお世話になっております。
吹井賢です。
……という挨拶はお決まりなので一応やっておきまして。
ご依頼いただき、ありがとうございました。
改めまして、吹井賢です。
この『神様のいる生徒会Ⅰ』は、Skebの依頼を元に書かれた短編です。テーマは「御陵真希波を会長とする生徒会が主役の物語を書いてください」でした。唐突になりますが、ありがとうございます。実のところ、生徒会長・御陵真希波と書記・進藤ひろみの物語は、カクヨムで連載しようかな?と考えていた話の一つです。それは色々な思いから没にしたんですけど、こうして書く機会ができて本当に良かったです。何故か、“Ⅰ”とナンバリングが付いているのもそういう関係ですね。
えーっと、内容としては御陵真希波以下、当時の生徒会メンバーがお茶飲んでババ抜きをしただけなのですが、どうだったでしょうか? 漫画みたいな設定の奴等の集まりですが、やっていることと言えば、みんなでお茶をしているだけです。第一案は、諸般の事情から起こったバスケ部との対決を描くものだったのですが、ちょっと長くなりそうだったのと、生徒会メンバーの掘り下げができなさそうだったので、やめてしまいました。普通の高校生に戦うべき敵とかいないですよね。まあ、彼等は普通じゃないんですけども。
御陵御陵真希波の率いる生徒会は才人揃い(※進藤を除く)で、それぞれ、固有の特殊能力を持っています(※進藤を除く)。副会長の四条伊織が「計算能力」&「記憶力」で、会計・監査の有栖川アンヌが「絶対音感」&「反響定位」で、庶務の鞍馬輪廻が「感受性」&「観察力」です。真希波は掛け値なしになんでもできる男ですが、彼等彼女等に学び、切磋琢磨したからこそ、より万能になったんだと思います。
テーマソングは『オトノバ中間試験』。とにかくノリの良い、素敵なナンバーです。なんだか良く分からないけれど楽し気な雰囲気な風に、彼等、御陵生徒会も描ければいいな。
この作品が、あなたの一時の楽しみになれば、それが作者にとって最高の喜びです。
それでは、吹井賢でした。
神様のいる生徒会 吹井賢(ふくいけん) @sohe-1010
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