第11話

 ◇


 


 時を同じくして、市民会館の和室にて広げられた食事を前に、赤崎甚平は神妙な面持ちだった。


 それもこれも全て、卓の後輩という彼らが原因だ。


 


「……鶴羽の"事業"に、勘づかれたかもしれない」


 


 夕食後、いつものように歓談をする家長達に告げる。彼らも充分に恩恵を受けている。


 富とは、人々が生きる活力なのだ。ここにいる彼らも一家の主が殆ど。損害が生まれるのは避けられない。それぞれが真剣な顔つきで私を見つめる。


 


「……なっ!?」


「それは本当か!?」


「事実なら村の存続が危ぶまれる事態だぞ」


「どう責任を取るおつもりか」


 


 責任、この期に及んで今だにそんな事を押し付けるというのか。元々外様であった私に。


 腹立ちを抑えながら落ち着いた口調を心がける。これまで何度も辛酸を舐めてきたのだ。今更全てを投げ出すほど浅慮ではない。


 


「静まれ」


「っ…………」


 


 一言でこの場が私に支配される。こうなることすら感慨深さがある。責任を背負って来たというだけの自負も、それだけの胃痛も味わってきた唯一の褒美が、権力だ。


 それも、この場だけの物でしかないが。


 過去に犯した過ちにチリチリと焼かれるような錯覚を覚える。


 それでも、この場で決断せねばならなかった。


 


「公表されなければ問題はあるまい」


「……そ、それは」


「いや、でも……」


「…………」


 


 人には行動を強制する癖に、自分では解決に進もうとしない。そんな彼らを私は蔑んでいた。


 この村は私の物ではない。だが彼らの物でもない。


 だが、この瞬間だけは、私がこの村の王になれる。


 


「来客に"丁重に"お帰り願おう。最も、五体満足とは限らないがね。さぁ、農具を手に取るがいい。君たちの幸福を守るために」


「……仕方ない。仕方ないんだよな」


「……来月娘が嫁入りするんだ。家財は、必要だ」


「……三人息子が食べ盛りなのよ」


「……儂も」


「……私も」


 


 彼らは私の口先一つで、簡単に心の防波堤を越えていく。


 ほら、責任は重いが、背負うだけで勝手に人は死ぬ。


 


 


 


 


 ◇


 


 


 


 


「それで、話していないことは以上ですか?」


「……あぁ、これで全部だよ」


 


 離れに帰った後、俺はこってりと識に絞られることになった。


 まぁ当然のことだろう。


 神社の少女、"赤崎詩織"を名乗る人間に会ったなんて、重要にも程がある。


 識が事前に調べていた住民票では"赤崎"の姓を持つ住民はただ一家だけだった。


 それに加えて、依頼人からの電話でも相手は"村長の娘"を名乗っていた。二人いる赤崎詩織、依頼の電話、神社の少女はそんな不可解な事象の重要参考人。


 それなのに俺はむざむざと解散してしまったというわけだ。


 識が怒るのも無理はない。


 


「躾が足りていなかった様ですね。炎天下の蜃気楼に、只でさえ足りない頭まで忘れて来てしまいましたか?」


「そこまで言わなくても……」


「いいえ。言います。しかも、その内緒の理由が女とは」


「違う! ただ、なんでか記憶から抜け落ちてたみたいに忘れててさ」


「嘘です! あなたは重要な違和感はなんだかんだ見逃さないじゃないですか」


「評価が高いのか低いのか分かんねぇ!?」


「ダメな犬ほど可愛い、って言うじゃないですか」


「さては全く褒めてないな……?」


 


 とはいえ、抜け落ちていた理由は本当に分からない。


 神社の少女の人並外れた自然さが理由だったのかもしれないし、本当に炎天下でやられてたのかもしれない。


 ただ、あの邂逅に"違和感を覚えられなかった"んだ。


 


「ともかく、過ぎたことを責めても仕方ありません」


「……悪い。気を付ける」


「……反省しているならいいんです。ただし今回は私から離れないように」


「……了解」


「もちろん寝る時もお風呂もです」


「流石に冗談だよな!?」


「いえ、今回は本気ですよ」


「え」


「まぁ、お風呂は冗談ですが」


「お前はふざけてないと死ぬタイプか!」


 


 ────認識に異常が起きているのは事実のようですし。


 


 ポソリと呟く識に、改めて共有しなかったことを反省する。能力に関しては本当に信頼を置いてくれていることを感じる。駄犬、駄犬と言いながらも、なんだかんだ見捨てるようなことはしないんだろう。


 五年近く一緒にいて、少しは識も丸くなったんだろうか。


 昔は"近づいたら精神的に殺す"と言わんばかりに殺気立っていたというのに。


 プンスコ言いつつ荷物の片付けをする識を横目にしながら、俺は自分の頬を叩いた。改めて気合いを入れ直してこの事件に向き合いたかったから。


 


「にしても、どうしてどちらも"赤崎詩織"を名乗ってるんだ?」


「……ふむ。私は神社の方には会っていませんから断定はしきれません。ただ、推測の一助にはなり得ます」


「えと、どちらかが赤崎詩織に罪を擦り付けようとしている、とか?」


「その可能性もあります。ただ、それだと一つ疑問が残ります」


「疑問?」


「えぇ。何故二人共があなたに名乗ったのでしょう?」


「あ」


 


 言われてみれば確かにそうだ。


 二人共が俺に"赤崎詩織だ"と名乗るのはリスクが大きいように思う。どうしたって嘘がバレてしまうじゃないか。


 


「可能性はいくつかあります」


「……バレても構わなかった?」


「加えて言えば、発覚することそのものが目的」


「それは、なんでだ?」


「さぁ? 私にも分かりません」


「え?」


「元より動機の想像が苦手なのは知っているでしょう?」


「あぁ、人の心とか分かんないもんな」


「……言い方癪に触りますね」


「ごめんて」


 


 識は、人の感情に疎いところがある。


 こういう人間の感情を推理するには、それこそ十分な証拠が必要なんだ。それが、あと一歩足りていないんだろう。


 だが、俺にはなんとなくこの動機が想像できるような気がした。


 


『お母さんを、助けて下さい』


 


 あの時入った一報が、きっと動機になっている。これを誰が言って、誰に言っているのか、それさえ分かれば俺でも識の助けになれるんだが。後少し足りなさそうなこの情報が、なんとも歯がゆい。


 


「そういや話は変わるんだけどさ」


「帰ってからの調教プランの事ですか?」


「さてはまだぶちギレてるな……」


「冗談です。なんですか?」


「昼に襲ってきた仮面の奴らってなんだったんだ?」


「…………」


「この状況は名探偵様もお手上げって事か」


「……むぅ」


「ちょっ、痛い痛い痛い!」


 


 識は俺の手首を絶妙に痛い角度で捻りあげる。


 対して力も強くないが、こういう嫌がらせに使える痛みにだけやたら詳しいのは一体なんなんだ。


 とはいえ、かの名探偵様でもこの状況には少々困っているようだ。


 


「生意気です。大体、調査はあなたの仕事じゃないですか」


「コミュ障を棚に挙げるな」


「話す必要がないから話していないだけですぅ。それに、推理自体も出来ていますぅ」


「珍しく負け惜しみだな……」


 


 プスッと膨れる識をぽんぽんと宥める。


 と、途端に物凄い形相で睨まれた。頭に触れるのは許されていないらしい。


 識の気迫にいつの間にかこの悪魔の椅子にされた俺は、四つん這いの姿勢のまま考える。


 


 ────どうしてこんなことに(泣)。


 


 あ、違った。


 


 ────これからどうするか。


 


 重要なのはそこだろう。一先ずはお姉さんに話を聞かない事には先に進まない。かといって無理に先行すれば再び仮面の男達に襲われることもあり得る。


 俺個人ならともかく、識を引き連れてそんな危ない橋を渡るのは気が引けた。どうにか安全に情報を集められないか。


 


「……はぁ。喧嘩しても始まりませんね」


「……だな」


 


 識も同じ思考になったらしい。俺たちは頭を回す。安全に、かつ確実に情報を集める方法。


 


「一度問題点を整理しましょう」


「あぁ」


「まず、二人いる赤崎詩織。これに関しては赤崎家への聞き込みか、必要なら一度町に帰るのも手ですね」


「町? また住民票を漁るのか?」


「いえ、赤崎家の取材をした記者、もしくは赤崎詩織が通っていた学校から進路を聞き出そうかと」


「あぁ、そういえばそんなこと言ってたな」


「はい。赤崎詩織は今年新社会人の年齢です。例え赤崎家の証言が嘘だろうと、彼女の動向は特定する手段があります」


「それで、どっちが本物か決め打ちするってわけか」


「えぇ。そして次の問題点」


「小屋のお姉さんが"遺物"を使う動機だな」


「それは、赤崎詩織の正体を判明させた後に予測しましょう。今のままでは混乱してしまうだけです」


「そうだな」


 


 こういう時の俺たちは驚く程に息が合う。


 気がつけばスルスルと次のプランが作り出せた。


 


「一先ず今夜は休みましょう」


「……なぁ、また同じ部屋なのか?」


「なんですか。眠れそうにないですか?」


「……まぁ」


「素直で宜しい。ですが、お願いします。依然として私達が危険な場所にいることは違いないんですから」


「……頑張るよ」


「ん。頼みましたよ。私の乾君」


 


 いつ識のものになったかは分からないが、それでも守ってやろうって気にはなる。なんだかんだこの少女は俺くらいしか頼れる奴がいない。この態度も多めに見てやろうと思えるくらいには、情がある。なんなら勉強を見て貰ってた恩も、一般常識を教えてくれた恩も。


 ……あれ? 思っているより世話になってるな。


 そんな驚きの発見をしつつも、俺たちは今夜は心身共に休めることにした。


 


 


 


 


 ◇


 


 


 


「……寝れん」


 


 深夜、隣から気持ち良さそうにスースーと寝息が聞こえる。時折衣擦れの音も、切なげに俺の名前を呼ぶ声までして、案の定俺は一切眠ることが出来ていなかった。


 この女、まさかわざとじゃないだろうな……。


 


 俺を眠れなくする高度な嫌がらせすら疑うが、この寝顔を見ていると少しは許せるような気もしてきた。


 邪気のない寝姿、珍しく下ろされた髪、服装こそ有事の為に私服を着ているためパジャマ姿を拝むことは出来ないが、それでも十分にあどけない。


 わがまま死神姫様もこうしていれば只の妖精なのにな。


 


「……水でも飲もう」


 


 こうしていても寝付ける気がしない。


 なんとなく喉の乾きも覚え、識を起こさないようにゆっくりと布団から立ち上がる。


 台所に向かい水を汲んでいると、窓からうっすらと明かりが見えた。


 


 ────ん? 明かり……? 


 


 マズい。直感的に悟る。咄嗟に頭を捻り倒れ込むように伏せると窓ガラスが、爆ぜた。


 


 バリィィイイイイイン! 


 


 街灯もないド田舎、月明かりすら反射しない林、そんな中灯った一筋の光。


 


「火縄銃なんていつの時代だよっ!! クソッ!」


 


 直ぐ様台所のフローリングを蹴り飛ばし、寝室の襖を突き破って識を抱き抱える。


 


「起きろォッ! 敵襲だ!!!!」


「んぅ、ぅぇ?」


 


 そのまま"能力"を発動させる。


 俺は意識を集中する。


 


 ────あった。


 


 識の内腿のホルダー。そこに肌身離さず持っている『覚の木片』を感じる。俺は、それに"波長"を合わせた。


 突如、膨大な量の情報が頭に叩き込まれる。


 


 /足音七人、台所外火縄銃一人/=囲まれている可能性高


 /外部遮蔽なし、敵目標不明/=逃走経路候補なし


 /識41kg、安全地点確保までおよそ48分/=逃走不可能


 


 "チッ"舌打ちし、懐にスマートフォンを取り出し咄嗟にナンバーを打ち込み仕舞うと、裏口に向かい走り出す。


 


「!? 乾君っ状況はっ」


「……最悪だよ。囲まれてる」


 


 裏口の扉を蹴破り、正面で待ち構えている"であろう"敵を吹き飛ばす。敵襲は仮面を付けていなかった。


 


 そのまま咄嗟に身を屈めると、頭上を弾丸が掠めて行くのが分かる。俺の戦闘はあくまで人間の"予測"の先をいく程度のもの。


 流石に銃弾は避けるので手一杯だ。


 


 外に出ると11人程度見える。配置された間隔からして全体人数は34人程と予測。というかこの数は……。


 


「この村自体が敵ってことかよっ!?」


「…………果たして」


 


 識がブツブツと呟くが付き合う余裕が一切ない。


 この襲撃の意図も、本来の犯人も全く分からないがそれは一旦識に全て任せることにする。


 俺の仕事は、この状況を切り抜けることだけだ。


 


 一斉に銃口が俺たちを向く。


 


 ────避けきれない。


 


 判断した上で俺は正面から突っ込んだ。


 お姫様抱きされる識は必死に目を瞑って縮こまってくれている。


 別に怯えているわけではない。


 被弾を最小限に抑えようとしているんだ。


 


 そのお陰で予測より数発は避けられる。


 俺は走り、滑り込み、体を捻り、包囲網を突破した。


 


「っ」


 


 後方からの銃弾を予測で回避しながら確認する。


 識の体には一発も被弾はなかった。


 


「乾君っその傷っ」


「……止血頼む」


 


 俺には、肩口に銃弾が一発。


 失血して走れなくなることを防ぐために胸元の識に肩口の袖をきつく捲り上げて貰って止血する。


 


 ふと気付くと民家の殆ど全てに明かりが灯っており、そこからわらわらと地区の住民が出てくるところが見えた。


 


「悪く思うなよっ」


「きゃっ」


 


 咄嗟に鎌を振り上げる主婦の手を蹴り、武器を叩き落とす。


 その瞬間に主婦にギリギリまで近づく。


 発砲が止んだ。やはり襲撃者は住民か。


 


「お前達のせいでぇ!!」


「んなもん知らねぇ」


 


 そのままの要領で住民の武装解除しつつ銃弾を食い止めていくが、タイムリミットを感じ始めた。


 運動量が激しくなったことで失血量が増してきたのだ。


 


「くっ……マズイ」


 


 このままでは後10分もしない内に失血で死ぬ。


 俺は兎も角、識が死ぬことは人類の損失だ。それだけは避けたい。決して俺が悲しいからじゃない。


 そんな言い訳をしつつ住民達に踵を返すと、俺は遠方に見えた案山子に向けて走り出す。


 


「識、後は任せた」


「!? 待ちなさいっ、そんなこと許していませんっ!」


 


 遠くからエンジンの音が聞こえる。


 20分。俺はその時間を稼ぎきったらしい。


 到着したタクシーに識を放り投げる。


 


「えっと、お客さん」


「最寄りの2つ離れた市のホテルまで! 詳しい場所はどこでもいい!! 代金ならその子が持ってるから早く!」


「は、はいっ」


「!! あなたっ」


 


 タイミングよく鳴り響いた銃声に状況を理解したのか、タクシードライバーは勢いよくアクセルを踏み込んだ。


 車体後部の窓から識が何度もガラス窓を叩く姿が見えるが俺は目を背ける。


 


「話し合い、ってわけにはいきませんか」


「……悪いがこっちも生活がかかってるんだぁっ!」


 


 俺までタクシーに乗っていては後方から銃弾の雨に晒されることになる。


 識の身を守る為にも、誰かは足止めをする必要があった。


 それが俺の仕事、生かされている理由というだけだ。


 


 続々と集まってきた住民達に銃を向けられる。


 


「悪いが、俺にも懸かってるものがある」


「はぁっ!?」


 


 一人の付き出した銃を掴み捻り奪い取る。


 周りが一瞬怯む。その隙が欲しかった。


 


 バッシャアアアアン!!! 


 


 俺は川に飛び込んだ。識との距離が離れたことでもう戦闘知能は元に戻ってしまったからだ。あのまま戦っていたところで蜂の巣になるのがいいところだっただろう。


 


 川の激流に身を任せながら


 


 ────識は怪我しなかったかな。


 


 それだけを考えていた。


 


 


 


 


 


 ◇


 


 


 


 


 


 ペチ、ペチ、と何かが頬を叩く感触がする。


 燦々と輝く太陽の光に照らされながら、俺は目が覚めた。


 全身に倦怠感がある。


 銃跡はジクジクと熱を発し、今にも泣き出して仕舞いそうな程痛い。


 


「お兄ちゃん、だいじょうぶ?」


「君は……?」


 


 そこにいたのは10歳くらいだろうか。子供だ。ただ、辺りを見るにここはまだ鶴羽農村地区の近くらしい。識とマッピングをしている時になんとなく見た覚えのある景色だった。


 ここの住民の子供かもしれない。警戒するに越したことはない。


 


 そう思いながら声をかけた。だが、返事は存外無邪気なもの。


 


「はやとだよ。もしかしてケガしてる……?」


「はは……結構ね……」


「……みんなにやられちゃった?」


「……そうだよ。知ってるの?」


 


 鶴羽の住民は子供まで巻き込んでいるというのか。ワナワナと怒りに肩が震える。何が起こっているかの概要は何一つ掴めていないが、それは今頃識がなんとかしてくれているだろう。


 俺は、なんとか生き延びる事だけ考えればいい。


 今、10歳児との交渉に全てが懸かっている。


 


「うん。でもうちはちがうよ」


「え?」


「なおせるとこ、つれてったげる」


 


 なんとも肩透かしな気分だった。


 それにしても、なんとも不思議な子供だ。受け答えもハッキリとしているし、この村の事もなんとなく理解しているように見える。


 こんな子が俺を全力で騙そうとしているとはあまり考えたくない。


 


「治せるとこ?」


「だいじょうぶ。あんぜんだよ」


 


 不安しかない。これで地区の診療所なんかに連れて行かれて仕舞っては本末転倒だ。折角逃げ切れたというのにまた穴を開けられてしまう。


 でも、この子の口ぶりは明らかにそうではなかった。


 まるで、追われている俺を匿ってくれるみたいな態度じゃないか。そんなことが、本当にあるんだろうか。


 


 頭を心配が駆け巡るが、いい加減殆ど動けそうにない。


 


「……頼むよ。はやとくん」


「うん」


 


 俺は結局、この子に引き摺られていくことを選んだのだった。


 


 


 


 


 


 ◇


 


 


 


 


 


「ついたよ」


「……はは、マジか」


 


 もう笑うしかない。はやとくんに引き摺られて着いた先は、見覚えのある山、澄んだ川、水車小屋。


 


 お姉さんの住む家だった。

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小悪魔ドS探偵女が俺を怪奇事件から逃がしてくれない @Yonaga-Lear

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