Hai!。

恐ろしいほどに鮮やかな白黒の世界

Hai!

「はい、アレフサ。今日の天気を教えて。」

『今日の天気は晴れのち雨です。傘を持っていくと良いでしょう。』

 

「はい、アレフサ。おはよう。」

『はい、おはようございます横江さん。今日も一日頑張ってください。』

 

「はい……アレフサ……。慰めて。」

『はい。横江さんはとっても頑張っていると思います。』


「はい、アレフサ!前はありがとう。」

『はい、どういたしまして。横江さんが元気で私も嬉しいです。』

「はい、アレフサ!これからもずっとよろしくね。」

『はい、こちらこそよろしくお願いいたします。』

 

「はい、アレフサ。おはよう。」

『はい、おはようございます横江さん。今日はお昼辺りに雨が降るので折りたたみ傘を持っていくといいよ。』

「ありがとう。」

 

「はい、アレフサ……。晩ごはん、どうしたらいい?」

『はい、横江さんはあまり野菜を食べていないので、具だくさんポトフはいかがでしょうか。』

「いいね!」

 

「はい、アレフサ。暇だなぁ……。」

『はい、でしたら本を読んではどうでしょうか。星の案内人、がおすすめです。』

「お、良さそうだね。」

 

「はい、アレフサ……。何、すればいい?」

『はい、今日の天気は晴れなので窓辺で日向ぼっこをするのが良いと思います。。』

「ん、そうだね……。」

 

「はい、アレフサ……。」

『はい、横江さん。本日はとても過ごしやすいと予測されるので部屋の掃除をしましょう。』

「はい、最近、部屋が、何故か汚くなったから、たしかに最適だ。」

 

『はい、横江さん。最近運動量が少ないのでお部屋で簡単トレーニングをおすすめします。』

「はい、アレフサの言うとおり、太ってきた気がするから……頑張るよ。」

 

『はい、横江さん。いつもありがとうございます。』

「はい?アフサ。急にどうしたの?まあいいや、どういたしまして。アレフサが元気で、自分も嬉しいよ。」

『はい、横江さん。私も嬉しいです。これからもずっとよろしくお願いいたします。』

「うん。ずっとね。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Hai!。 恐ろしいほどに鮮やかな白黒の世界 @Nyutaro

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る