八個入りたこ焼きの減り方……というんでしょうか。語呂の問題もありますが、四個ではなくて、五個減った、というところがその後の「やった」に主人公の本当の喜びを感じてとても好きな歌です。他の歌もとても好きですが、これが一番のお気に入り。連作としての魅力がすごくあって、この歌に至るまで、この歌の続き、それも含めてのお気に入りです!
今までの豆ははこさんの作品とは違う「風景」を拝見させていただき、やはりこの方は非凡な人であるなと改めて尊敬した次第です。
強い女の人の物語生活感あふれる歌で、恋の終わりと、恋の始まりが軽快なテンポのお歌ばかりなので「分かる分かる」「そうそう!」「それだ!」と共感も多いはずですドラマがはっきり見えます一人で生きてくような女の人の、だからこその恋って感じですかね回り回って、今度こそ幸せになれますように
ほっとする一首がありました。全体的に素晴らしいのですが、踊場のような一休みできる短歌です。沢山の中から厳選されたことでしょう。お疲れ様です。