あとがき(補足、ネタバレ)
ジャスティン(ジャン)の前世は、アンリエッタの護衛役だった侯爵家出身の騎士。
アリエスの前世はアンリエッタ。
ロナルドの前世はその夫である王子。
ルビィの前世は王子の浮気相手の伯爵令嬢。
自殺は前世の「業」として扱われるとジャスティンの前世の騎士は考えていて、アンリエッタ妃が亡くなっても後追いをしませんでした。
その代わり自ら危険な任務を志願し、一年後に亡くなっています。そしてジャスティン以外の三人は前世よりも身分が低くなっているので、やはり前世の「業」は関係しているのかもしれません。
登場人物の中で前世の記憶をハッキリ持っていて、前世で縁のある人間に出会うと「あの人だ!」と気づけるのはジャスティンだけです。
アリエスとロナルドは全く記憶がなく、前世の縁もわかりません。
浮気相手のルビィは、超ぼんやりとしか前世の記憶がないです。自分の前世が誰なのかもわからない状態。なのに直感で「ロナルド様と私は前世で愛し合っていましたの!!」って言いきっちゃったパターンです。
ルビィは愛だけに生きる(妻や婚約者のいる男性を寝取るとか大問題なのに、周りに諫められても単に愛の前の障害としか考えない)タイプなので、ロナルドとそういう意味でもぴったりなお似合いの女性でした。
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お読み頂き、ありがとうございました!
「前世から結ばれていた相手」ねぇ。でもそれって、浮気では? 黒星★チーコ @krbsc-k
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