「積もる手紙」第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部一首

めいき~

筆かさね 親から子へと 雪間草 つのる心労 重なる安堵

筆かさね 親から子へと 雪間草 つのる心労 重なる安堵


ふでかさね おやからこへと ゆきまぐさ つのるしんろう かさなるあんど



<せつめい>

故郷の親は、心配で幾度も筆をとり手紙を送り。

返事の手紙を見る度に、元気でやっている事や言葉使いが変わって成長を感じながら。


写真などついていれば、こと嬉しく。


出ていってしまった時は、雪に閉ざされた様な気持ちだったけれど。

手紙の返事が返って来た時は、思わず雪間草を見つけたような気持ちになった。


幾度も手紙をかさねる度に、つのる心労と 手紙を開く度に手紙と共に重なる安堵を短歌にしてみました。

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「積もる手紙」第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部一首 めいき~ @meikjy

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