最初の掴みで感じられるのんびりとした時間

ゆっくりと時間が流れる壱岐で紡がれる優しいお話です。
書き出しがとてもよくて、
都会と壱岐には差があるのだけれど、その差に関して
「気に入っている」と捉える主人公の感性がとても素敵でした。
都会ではなく田舎である『壱岐の良さ』が
まさにこの一行に現れているのだと思います。

猫に擬態?した神様との掛け合いもとても微笑ましいです。