推しアイドルの努力は、ハッピーエンドで最後に笑え!
冒険者たちのぽかぽか酒場
第1話 アイドルの、オキテ?推して推してわかる、本当のスターって、どんな子?本当のセンターって、どんな意味で?
(いみエモ話)
意味がわかると、エモイ話。
あなたは、この話の意味がわかりますか?
☆
あこがれて、ラブ。
「私も、あんなアイドルになりたいな…」
そう思う子が増えるたび、芸能界のアイドルバトルは激しくて。
「ずっと、推すよ~!」
「俺も!」
「私も!」
「アイドル選抜」が、 SNSでアップ。
涙しながら上を目指していく女の子の姿がバズっていく、きびしいリアル。
たくさんのバトルを勝ち抜いてきたトップアイドルの女の子たちが、ステージを競う。
ファンたちの応援は、止まず。
「推し!」
「推し!」
「…あ、やめろ!俺の背中は押すな!」
ほんのり、コント風で。
「あのアイドルなら、TV、ネット、映画とかのドラマに引っぱりだこになるだろう」
「うん、うん」
「今は若手すぎるから、主演はできないだろうけどね」
「でも、良いよ」
彼女に、話題集中。
「推しラブ~」
「萌えラブ~」
人気上昇。
彼女は、努力もしている。
なのに…。
何で?
彼女は、ドラマに出してもらえない。
出られたとしても、早くに降板。
「私を、もっと使ってください!主演じゃなくて良いんです!脇役でも、出してください!」
やさしかったプロデューサーに訴えても、OKが出ない。
「もしかして…」
ドラマでは、基本、主役が光っていなければならない。
けれど…。
スーパーアイドルがそばにいたら、その子の輝きが邪魔。
主役が輝かないから、出演を断られたり降板させられていた?
「私、努力しすぎ?」
彼女は、涙…。
涙。
「でも…これで、良かったのかも」
(この話の意味)
努力しすぎた彼女は、気付けば歳を重ねすぎていた。
ベテラン超えアイドル。
彼女に冷たくしたプロデューサーが、また突き放す。
「…今のあなたでは、主役は無理。若いころは、注目を浴びていたんでしょうが」
でも、彼女は負けなかった!
おばあちゃん役で、再デビュー。
「いいね!」
「この歳で、光っている!」
「私、またファンになる!」
「俺も」
彼女を突き放したプロデューサーは、わかっていたのかもね…。
「この子は、もっと成長できるはず!」
だから、彼女をわざと突き放したんじゃないのかな?
「…やっぱり、これで良かったのかも」
涙が、笑いに変わる。
推し努力は、裏切らず!
エモいなあ。
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