タダより高い酒は無い


 ◆


 夜でも星の見えない街だった。

 乱立する雑居ビルのいずれにも電飾看板が立ち並び、電飾装備宣伝トラックは自社の宣伝を大声で歌いながら走り回る。そして、深夜を回ったというのに窓に灯る生活の灯りが消える気配は見えない。二十四時間営業の飲食店、あるいは飲み屋。いかがわしい店にオフィスビル。昼は太陽の明かりが街を照らし、夜は人工の灯りが街を照らす。眠ることを知らないかのような街だった。人通りは絶えない。二次会か三次会かあるいは四次会になるのか、条例を無視した客引きは酔客に狙いを定めて楽園に誘うかのように嘘を並び立てる。女を両手に抱く男がいれば、男を引き連れる女もいる。路地裏で素人に向かってがなり立てるヤクザがいる。夜の路地裏ですら相手の顔を判別するには不自由しない程に明るい街だった。

 この街に夜の闇はない。星はより強い輝きにかき消されて見えない。

 そういう街に殺戮刑事が酒を飲みに来ていた。


 入り組んだ路地の奥にその雑居ビル、『キル・ビル』はあった。

 清掃は欠かしていないようだが、ビルそのものに刻まれた年月のためか、どこか薄汚れた印象がある。その三階に『タダより高いものはないので全商品タダにすればオーバーフローして全商品えげつない金額』というバーがあった。

 名前から判断するのは難しいかもしれないが、殺人的なぼったくりバーである。


 照明を絞っているためか店内は薄暗い。

 店内BGMとして小さめの音量でサックスジャズが流れていた。

 スピーカーの不調だろうか、ほんの僅かにノイズが混ざっている。

 老バーテンダーがグラスを磨く音まで聞こえる程にさりげない音量だった。

 そのサックスの音と一定の間隔で刻まれた老バーテンダーのグラスを磨く音には奇妙な調和があった。どこのジャズバーでも聞くことが出来ないセッションである。


 そのカウンター席に男が二人、並んで座っている。

 街の賑わいに反し、それがこの店にいる客の全てである。

 もしかしたら、この繁華街の住民には見えない店であるのかもしれない。この街に絶え間なく降り注ぐきらびやかな光から逃げ延びて来たものだけが辿り着けるのだ。


 あるいは、あらゆる飲食店評価サイトに『ぼったくりバーです、カクテル無料と書いてあったので、一杯頼んだら会計時に12417985175983217985723905792759275927952795712352636734927592379527935729759279527962146398909572957927952792円取られました』と書いてあるのが客の少ない原因であるのかもしれない。食べログの星評価は本来なら存在しないはずのマイナスに突入している。


「マスター」

 入口から見て、奥の席に座る客が言った。

 とても会社員には見えない男だった。

 ブランド物のスーツをラフに着こなしているが、その様が妙に似合っている。仕事帰りの会社員がスーツのボタンを緩めたという感じではない、そもそもとしてそういう着こなしをしているようだった。

 髪はオールバックで、縦縞のように黒と赤のツートンカラーの髪色をしている。血のように鮮やかな赤色は生まれ持ってのものではなく、染めたためであろうか。

 凛々しい顔立ちにどこか危険な印象を受けるのは、浮かべた薄笑いが獅子に似ているからだろうか。

 違う。

 視覚から来るものではない。

 しかし、嗅覚から来るものでもない。

 どれほど匂いを落としても消えることのない男の死臭を、その脳ではなく魂で感じ取ってしまうだろう。

 男の名は武田皆殺信玄、殺人鬼を法廷を通さずに処刑することで残された遺族と自分の恨みを晴らしつつ自身の殺人欲求も満たす一石二鳥のお得刑事、殺戮刑事の一人である。


「はい」

 バーテンダーがグラスを磨く手を止めた。

「なんか作ってくれないか?」

「かしこまりました」

 バーテンダーはビールジョッキと共に容量が2リットルの紙パックの日本酒と焼酎を取り出した。コンビニですら売ってないような激安酒、味よりも酔いを求める酒飲み御用達のエンドコンテンツである。バーテンダーはその投げやりな酒を一対一の割合でジョッキに注ぐと、混ぜることもしないで皆殺信玄の前に置いた。


「マスター、このカクテルの名前は?」

「罪です」

「いい名前だ」

 皆殺信玄は一息に罪を飲み干した。

 無闇矢鱈と強いアルコールが変な甘さと共に、火の玉となって皆殺信玄の喉を通った。

 嫌なことを忘れるために人間は酒を飲む。

 だが、この酒の味こそが嫌なことそのものだろう――そういう味がした。


「お味は?」

「罰の味がしたよ」

「それはそれは……」

 バーテンダーはニコリともせずにそう言うと、皆殺信玄の連れに目を向けた。

「お連れ様には、お水などいかがでしょうか?」


 皆殺信玄の隣に座る男はカウンターに突っ伏し寝息を立てている。

 奇怪な格好の男だった。昔の日本国憲兵のような黒い軍服を身にまとい、長寸の膝まで届くほどの長さの外套をマントのように羽織っている。

 しかし、コスプレ感は無い。そういう服を着て当然の人間がそういう服を着ている、そうとしか思えない。 

 成人であるが、寝顔は少年のようにあどけなかった。

 紅顔の美少年という言葉があるが、美しい彼の顔が赤いのは酒のためだろう。店に来てから、カクテルを三杯ほど煽ったが、今はすっかり酔いが回って眠ってしまっている。

 断罪 おさまらないという名の、やはり殺戮刑事であった。


「まだ寝かしておいてやってくれよ、どうせ客は来ないだろ?」

 バーテンダーからの返事はなかった。

 頷くこともせず、再び店内にグラスを磨く音が響き渡る。

 罪を飲み干したばかりの皆殺信玄も返事を求めることはせず、ただカウンターに頬杖を突いて店内の静かな音楽に耳を澄ます。

 店内の穏やかなBGMにからりころり。という足音が混ざっている。

 店の内側で生じたものではない、外から聞こえるものだ。


「……悪かった、謝るよ。こんな店にも客は来る」

 りいおん。

 ぎいと軋んだ音を立ててドアが開くと共にドアベルが鳴った。


「入れるでござるか?」


 入口に少女が立っていた。

 名を屍山血川しざんけつがわ龍之介と言う。

 黒を基調とした着物にスカートのように広がった袴を合わせ、衿は死に装束のように左前に着ている。その着物のところどころに装飾の銀の十字架をちゃらつかせている。ゴシック和風ロリータとでも言うべき衣装である。

 髪は雪のように白く、前髪はぱっつんに切り揃え、後ろ髪は腰まで伸ばしていた。

 その髪の色と対して変わらないのではないかと思わせるほどに肌は白い。

 痩せぎすの身体と合わせて、蘇った美しい少女が死化粧のまま動いているようにも思える。その腰には太刀と脇差しのように二本の通常のものよりも大きいサイズ違いのカッターナイフを帯びていた。

 からりころりと独特の靴音を立てているのは、屍山血川が高下駄を履いているからだろう。台は屍山血川の色に合わせて黒く、鼻緒だけが血のように赤い。屍山血河の衣装の中で唯一生命力に溢れていた。


「……空いてますよ」

「おいおい、どう見ても未成年だろうがよ」

 からかうように皆殺信玄が言った。


「私の店は赤子だろうが年寄りだろうが関係ないのです。入りたかったら入ればいいですし、酒が飲みたいのならば誰にだって飲ませます」

 淡々とバーテンダーが述べる。

 法的には問題があるが、その言葉には店主としての確かな矜持があった。

 誰であろうと差別はしない、求めるものを与える。

 ぼったくりバーでさえなければ、ある意味尊敬できたかもしれない。


「お客さん、ここの店名『タダより高いものはないので全商品タダにすればオーバーフローして全商品えげつない金額』の意味を知っていますか?」

「ぼったくりって意味だろ?」

「どこかの国の言葉で大樹という意味ですよ。雨が降ればその葉で雨を受け止めてやり、日差しが強ければその木陰で休ませてやる、お客にとってそういう店になりたいという意味でつけた店名です」

「日本の言葉でタダより高いものはないので全商品タダにすればオーバーフローして全商品えげつない金額って意味でしか無いと思うが……」

「とりあえず座らせてもらうでござる……」

 屍山血川がからころと音を立てながら断罪の隣に座る。


「おやぁ?」

 屍山血川がさも、今気づいたかと言いたげに破顔した。

「これはこれは断罪殿!こんな店で偶然でござるなぁ!!やっぱり拙者らは運命の御恩と奉公赤い糸で結ばれているのでござるなぁ~!!」

 断罪からの返答はない。

 ただ、酔いに身を沈めて寝息を立てているだけだ。


「そんな偶然あるかよ、阿呆臭い」

 皆殺信玄が『希望』という銘柄の煙草を取り出し、『希望』にマッチで火を付けた。

 安い煙の匂いが室内に広がる。本人にとって如何なるものかはわからないが、『希望』の匂いは周囲の人間にとって大して好ましいものではないらしい。屍山血川がわざとらしくごほごほと咳き込んだ。


「どっから尾行つけてたんだ」

「そんな人を間者ストーカーみたいに言わないで欲しいでござる……」

「公安なんざ、それこそお手の物だろうが」

 十代後半ほどにしか見えないが、屍山血川は警視庁公安部第四総務課に勤めるエリートである。公安内部に本来ならば存在しないこの課は、実力の行使が求められる捜査において役割を果たすと言われているが、その詳細は明らかになっていない。


「そ、そんな……言わないで欲しいでござるよ……公安だなんて、乙女の大切な裏垢ひみつを」

「いいだろうが、このマスターは口が固いんだ。なあ、マスター」

 皆殺信玄が軽薄な笑みを浮かべ、バーテンダーにウインクをする。

「はい、お客様の秘密は決して喋りません。墓場まで持っていく覚悟です」

「それに、どうせすぐ殺すしな」

 抜き身の刀のような言葉だった。

 殺戮刑事が発した言葉は隠す気もない殺意そのものである。


「おお、怖い怖い……」

 言葉とは裏腹に怯える様子の一つも見せることなく、ぼったくりバーの主はグラスを磨き続ける。たとえ相手が殺戮刑事であろうとサービスは提供する。そしてサービスに相応しいとんでもない額の金額を請求し客の人生を終わらせる。バーテンダーも並大抵の覚悟でぼったくりバーをやっているわけではないのだ。


「それで、ご注文は」

「エナドリのストゼロ割をストローでちゅうちゅうしたいでござる」

「かしこまりました」

 バーテンダーはストロングゼロを半分グラスに入れた。

 そして失った缶の中身を埋めるかのようにエナジードリンクを注ぎ、その缶にストローをさした。


「お待たせしました、罪です」

「拙者、これが一番好きでござる~!」

「罪の多い店だな」

 断罪は罪に目線をやり、グラスに注がれたストロングゼロを飲み干すバーテンダーを見た。接客として大いに問題があるが、大した問題にはならない。もっと巨大な問題として、このバーは生命まで持っていくぼったくりバーであるからだ。


「で、屍山血川ちゃんだっけ?……くん?」

 皆殺信玄が断罪を挟んで視線を屍山血川に向けた。

 小柄な乙女の性別は外見からは女であるとしか思えないが、名前は男のものである。

「社会人としては、さんと呼んで欲しいでござる」

「あいよ、屍山血川さん」

 皆殺信玄はそう言うと、半分以下にまで減った煙草を灰皿に押し当ててその火を消した。指先に煙草の火の熱があったのだろうが、それを大して気にしている様子は見せない。

「最近じゃどこもかしこも禁煙な上に、『希望』も大分高くなっちまった、俺が吸い始めた頃の倍の値段だよ。一本一本じっくり吸わねぇとやってられねぇ」

「禁煙したらどうでござるか?」

「屍山血川さんがうちの可愛い後輩をつけまわすのやめてくれたら考えるよぉ」

「だから清姫伝説ストーカーじゃないでござる!両想いの曽根崎心中ピュアラブでござる!断罪殿も拙者を殺してくれるって…拙者が十二歳の痛痒傷童衆トーヨコキッズだった時に武士同士で同盟やくそくしたでござる!」

「ははぁ」

 皆殺信玄が呆れたように言った。


「信じてないでござるか?拙者の忠義人ちゅきぴ!を御側御用人およびでないと!?」

「いや、信じてないのは屍山血川さんの方だが」

「断罪殿はすっかりツンデレになってしまったでござるが、拙者は断罪殿に聞いた殺し文句愛の言葉を今でも覚えているでござる……『世界で一番愛してるでござる、いつか屍山血川を殺せるぐらいに強くなって殺すでござる、誰にも渡さないでござる』と……」

「ござる混ざってる時点で記憶に不安があるが……そんなに断罪が良いか?」

「なんで、そんなことを聞くでござる?」

 きょとんとした顔つきで屍山血川が皆殺信玄を見た。

「斬り殺されたいなら、俺も剣を持ってっからなぁ」

「拙者はそんな宇喜多直家うわきものじゃないでござるよぉ……それに武田殿は介錯違いでござる」

「ほう」

「拙者は何でもありの殺し合いで死にたいわけじゃないでござる。剣剣きゅんきゅんする決闘きゅんゅん討死ずっきゅんしたいでござる……サッカー選手がサッカーで戦いたいのと同じでござる。強い相手と戦いたいからといっても、相手選手が手でボールを持ってゴールまで担いで行ったら萎えるでござろ?武田殿は剣も使えるというだけで剣士ではないでござる」

「ま、そこは認めざるを得ないなぁ」

「それに……やっぱり武士おとめとしては自分のことを追っかけてくれる武士おとこ数奇者ちゅきぴでござる……」

 死体のような肌を薄っすらと赤らめて、照れくさそうに屍山血川が言った。

 そんな屍山血川を見て、皆殺信玄が呵々と笑う。


「モテモテだね、羨ましいことだ」

「ござる~……」

「……屍山血川さん」

 屍山血川の返答も待たずに、皆殺信玄が刀を抜いた。

 刹那の抜刀、その刃は屍山血川の首筋に迫らんとして――金属音が鳴った。


「……」

 屍山血川はカッターナイフに手を付けることなく、ただ乙女の微笑みのまま泰然と構えていた。

 皆殺信玄の刃を受け止めたのは、断罪だ。

 相変わらず眠っている。

 ただ、刀が動くのに反応したのか――無意識的に自身の軍刀を抜き払い、その刃で皆殺信玄の刃を受け止めていた。


「抜くまでもねぇか」

 悪戯がバレた少年のように皆殺信玄が笑う。

「殺気が無かったでござるし……合間に断罪殿がいるでござるから……」

 自身の頬の熱を手で受けるかのように、屍山血川は両頬を己の手で抑えた。

 「大したもんだよ、後輩ながら……」

 うんうんと頷く皆殺信玄。

 その時、自らの身体に引きずられたのか、断罪が目覚めた。

「ふぁふぇふぁ?」

 呂律が回っていない。

 異様な眠気で身体もだるい。頭の中に重い石が現れて、脳に負荷をかけられつづけているかのような鈍い痛もがある。

 だが、自身の意思とは別に断罪の身体に満ちる技術と殺戮欲求は、若き殺戮刑事に臨戦態勢を取らせていた。椅子から転げるように落ちて、入口から離れた壁を背に断罪は立ち上がり、軍刀を構えた。


「断罪殿~!」

「ふぉふぇふぁ、ふぁふぇふぁふぃふぁふぉふぁふぇふぇふぉふぉふぃふぃふぇ、ふぁふぇふぃふぁんふぇふふぁふぁふぃふ?」

 断罪に抱きつかんとその身を寄せた屍山血川を、断罪は状況もよくわからぬままに峰で打ち付けんとする。

 横薙ぎに振るわれる軍刀。

 カッターナイフを抜き払うまでもない。

 自身の身体に迫る峰を、わずかに右にずれてそのリーチから屍山血川は逃れた。

「屍山血川さん、そいつ銃持ってるぞ」

「断罪殿~~~~~!!!浮気は駄目でござるよ~~~!!!」

 殺戮刑事にとって強さとは手段である。

 故に、断罪も剣技が一番強いが、時と場合によっては銃を用いることはある。

 最終的に相手を殺すことができれば良い。

 その断罪の所持するピストルを屍山血川はその細腕でつかみ、ただ握力だけで銃身を歪めた。

「ふぁんふぁ……ふぁふぃがおふぉってふぃる……?」

「断罪殿ぉ……銃に逃げられたら拙者、辛くなって切腹ポンポンカットしちゃうでござるよぉ……生きるに値しないこの世界に断罪殿が拙者の生きる意味を証明して欲しいでござるよぉ……拙者の刃にも届かない生命があるって教えて欲しいでござるぅ……」

 武士道精神メンタル不覚悟ヘラった屍山血川に絡まれる断罪を生暖かい視線を送った後、皆殺信玄はバーテンダーに向き直った。


「お勘定」

「……かしこまりました。当店のメニューは全て無料なのですが、タダより高いものはありませんので……12417985175983217985723905792759275927952795712352636734927592379527935729759279527962146398909572957927952792円になります」

 薄く微笑み、皆殺信玄が刀を構える。

「そんな金ねぇよ」

「では、生命でお支払いください。生命は地球より重いんだからなああああああああ……!?」


「断罪と屍山血川さん……今日は俺の奢りだ。後はしっぽりやってくれや」

 地球――バーテンダーがその言葉を発したときには、既にバーテンダーの首は胴体から離れて宙を舞っていた。僅かに言葉を発した後、ようやく自身が死んだ後に気づく、それほどに鋭い皆殺信玄の斬撃は、剣士としては極みの域にある。

 首を刎ねた死体を一瞥することもなく、皆殺信玄はドアノブに手をかけた。


「しかし、これでもまだ遅いか……」

 総合力ならば劣るとも思わないが、それでも確実に殺せるかはわからない。抜くことすらなかった刃に屍山血川はどれほどの実力を秘めているのか。

 アレを剣だけで殺せなどと――全く馬鹿馬鹿しい、絶望的な話だ。


 扉が開く。ドアベルが鳴る。

 言葉の代わりに鈴の音が二人の剣士に別れを告げた。


 暫く繁華街のけたたましい光の中を歩いた後、皆殺信玄はポケットに『希望』が入っていないことに気づいた。落としたか、忘れたか。あの剣士たちのところに『希望』はあるか――少し考えて、皆殺信玄は面倒臭くなって、やめた。


【終わり】

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殺戮刑事殺死杉青春篇と武田皆殺信玄の飲酒 春海水亭 @teasugar3g

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