姫彼岸花へ/松笠薊より
シンシア
姫彼岸花へ/松笠薊より
知らず声伝えず愚か去る
急要し拾うは
手料理や向かう
食でしか縮められない距離と五味
飲み込むシチュー猫舌と
目を凝らせ
尋ねるは愚かさ貴方のまつかさ
言わずとも
進む時違えど鼓動重ねたい
知らぬ
手を合わせ感謝の後の唇は
記憶する好物の数胃を
息する一つ湯気たたぬ皿の上
菜の
母と呼びたし
姫彼岸花へ/松笠薊より シンシア @syndy_ataru
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