黒イ様
千織
黒イ様
童が
童が手で拭ってみるどさ、黒い墨
天井見でも、雨漏りもしでねぇし、なんも普段と変わらねがっだず。
その後す、今度は風呂さ
触ってみるど、ねばちっこい油みでな黒いのが垂れできてたんだどさ。
童は水で流しだども、気味悪り、っで思っでらっだど。
したらば、今度は、
生臭くてどろどろしてらがら、童はびっぐりして、急いで拭ったんだども、口の中に入ってくるのす。
童は急いで水ば口さ入れで、吐いだんだど。
黒い水が出で、
「
兄ぃには起き上がっで言っだず。
「何も
兄ぃにがそう言っだどぎよぉ、兄ぃにの口の中から黒い固まりがこっちを
童っ子は、はぁ怖ぐなってす、裸足のまま家を飛び出したんだど。
童はそのまま家さば
兄ぃにの家さば近ぐなや。
黒イ様 千織 @katokaikou
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