第4話
「新田さんには悪い噂があるのよ」
ママがわたしの耳元でそっと
耳打ちしてくれたの。
「悪い噂って?」
「新田さんは名うてのおんなたらしだつてうわさ」
「ウソ」
わたしはあれだけのいい男だから
まあ、仕方がないかなとおもいつつも、
そういってみたの。
「ホントだよ。何人もの女性が新田さん
の毒牙にかけられたって」
「ウソ」
わたしは逃げるように二階に
登りあがっていったわ。
「ウウっ、.ううっ」
ベッドに潜りこむと、なぜかしら
急に涙がこみあげてきたの。
彼女は取り扱い注意! @k0905f0905
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。彼女は取り扱い注意!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます