第6章(最終章) 人間は地球にとって〝癌〟
結局、人口爆発は止められなかった。キャンサー・パーソンは地球全体に増え続け、地球資源を食い尽くし、地球環境は破壊された。最終的には、人類も地球も滅んだ。かつて癌細胞が人間に行ったことが、癌個体により地球環境に行われたのだった。不老不死を獲得しても食糧と資源が尽きればこうなるのだ。かつての癌細胞と同じだった。
やはり、人間は地球にとって〝癌〟だった。(了)
良性進化癌 シュン・ニジオカ @Syun_B_Nijioka
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