概要
これは死ぬ予定がない者の書く「遺書」である。
この9000文字を超える長ったらしい文章を置いて、私はしばらく休みたい。時がくれば、あるいは誰かが求めれば私は帰ってくるかもわからない。だが今はあまりにも疲れすぎている。書くことにも、それ以外の全てにおいても消耗した。
必要ならばこの駄文を読んでおいてほしい。読むか読まぬかは個の自由だが、私がこれを書いている間にどれほど息を吸吐して時間と命を注いだかは、少なくともわからない事はないだろう。
少年老いやすく学成りがたし、艱難汝を玉にす。人の世には数多の驚き気づきあれど、今や私はそれらに飽いた。なので、我が頭の中の混沌とした夢想が発酵して形を成したらまた始める。その頃にはこの文章は幾千幾万もの文学的な偏西風に飛ばされて、80億の色をした潮(うしお)に流され、誰も住んでいない無人島に打ち上げられているのだ。
必要ならばこの駄文を読んでおいてほしい。読むか読まぬかは個の自由だが、私がこれを書いている間にどれほど息を吸吐して時間と命を注いだかは、少なくともわからない事はないだろう。
少年老いやすく学成りがたし、艱難汝を玉にす。人の世には数多の驚き気づきあれど、今や私はそれらに飽いた。なので、我が頭の中の混沌とした夢想が発酵して形を成したらまた始める。その頃にはこの文章は幾千幾万もの文学的な偏西風に飛ばされて、80億の色をした潮(うしお)に流され、誰も住んでいない無人島に打ち上げられているのだ。