平和な世界、そこに現れる怪物
@Miruku198
第1話 グリーンヒル
━━━━━━━ 小鳥が鳴く広い丘 グリーンヒル
鼻歌を歌いながら蒼いヒーローを探すキツネの少年、二本の尾を揺らしながら歩いている。
テイルス
『 ふんふ 〜ん♪ ソニック、何処言っちゃったんだろう... 』
そう一人で呟いて、そのまま真っ直ぐ歩き進む。何時もと変わらない
グリーンヒルを見渡して、何も無い...と思いながら、
『 ...それにしてもおかしいな、エッグマン達のロボを見掛けない... それに殆ど壊されてたな... 』
ドンドン進んで行くと不自然に思った、殆ど見掛ける筈のロボット達が道中壊れてるのを見た、ソニックが壊したのかな...と思いながら進んでると...
テイルス
『 ッ... 何この匂い、血の匂い... ? 』
道中変な匂いがした。地面を見た彼は自分の目の前にビッシリと血液が着いてるのを見た、彼は驚きながら周りを見渡した。
テイルス
『 な、なんでフレイキー達が... !? 誰がやったの !? 』
周りを見渡すと周りには小鳥、小猿等が無惨に殺されていた。頭部と胴体が離れている。ヤシの木には腸で吊るされてる小猿を見て眉毛を顰めた。
テイルス
『 え、エッグマンはこんな事しない筈..... そういえばロボ達も惨い壊され方をしてた... 』
そう一人で呟いては崖の先、青色のハリネズミを見つけた。「 あ... 」と声を上げた。崖の先を見てるソニックに話し掛けようとしていた。
テイルス
『 そ、ソニック !良かった... 』
そう安心の言葉を呟いては肩に手を置こうとした瞬間...目の前が赤い砂嵐に襲われた。その最中彼がこう話してきた。
???
『 ... Hello do you want to PLAY WITH ME ? 』
そう言い放った。赤い砂嵐が止んだ時には彼の姿も無かった、だが周りの景色がおかしい。青色だった空がオレンジ色になっていた、何故なら周りが燃えていたからだ。
━━━━━━━━━━ ハイド アンド シーク
テイルス
『 え... ? も、燃えてる...もしかしてさっきのソニックが... ? 』
燃えてるグリーンヒルを見てはそう呟いて、これはヤバい...殺される...と思いながら二本の尻尾を回して突っ走いった。
テイルス
『 何処かに... 逃げれる場所... エッグマン達に知らせなきゃ ! 』
そう言いながらドンドン進んでいって、変わらない背景を見ながら ナックルズ達に助けを求められないかと、そう思っていると森に入って行く。
テイルス
『 このまま... このまま突破出来れば ! 』
そのまま突破して森を突き抜けようとして、その瞬間。
ソニック ??
『 ... 準備は出来ているか ? それとも出来ていないか? 』
そう聞こえるとテイルスは周りを見渡した。誰も居ない筈の場所に声がする事に疑問を抱いて
テイルス
『 準備... ?一体なんの事を... 』
そう述べた瞬間に彼の目の前に先程のソニックが居た。そのソニックは彼に「 俺の登場だ 」と言い放った。
テイルス
『 ひっ... !? に、逃げなきゃ ! フレイキー達みたいに殺される ! 』
テイルスの目の前から消えれば先程のソニックは彼の後ろからドンドン迫って来て、テイルスもまた尾をフル回転させて逃げる。
ソニック.EXE
『 ハハハ! お前の速度で俺から逃げられるとでも思うのか! 』
テイルスが尾をフル回転させて逃げてるのを見てはそんな事を言って、ドンドン距離が縮まると手を伸ばして転けさせる。
テイルス
『 わっ..... !? いたた、転けちゃった... 』
地面に盛大に転け、前の方に転がった後に自分の脚を見て痛そうにする。その途端、先程のソニックが現れては首を後ろに捻り、その後に顔をボコスカと殴る。
テイルス
『 ガハッ... !? ウグッ ! や、辞め..... 』
そう痛そうに声を上げる、それでもソニック.EXEは辞める事無く顔を殴り続ける。存分に殴った後は頭を握り潰す。
『 グシャァァ! 』
そう鈍い音が鳴った後にソニック.EXEはこう言った。
ソニック.EXE
『 ... ほぅ、遅過ぎる。 もう一度やってみるかい ? 』
そう言い放った後に彼はテイルスの身体を引き摺りながら森の中へと消えて行く。
平和な世界、そこに現れる怪物 @Miruku198
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