君と出合ったあの空でまた

@yuriarare

第1話 君との思い出

友達だった天野空(あまのそら)と近藤南(こんどうみなみ)に、悲劇が起こる。


「南、俺言わなきゃいけないことがあるんだ、ごめん俺来年転校することになったんだ」

「じゃあ2人で最後の思い出たくさん作ろうよ」

「屋上行こうぜ!」

2人は寝転び、「この空きれいだな~」

その空に2人は目を奪われ毎日通うこととなった

「南、またないつか2人でまたあの屋上に行こうぜ!」

南は、友達がいないまま小学校を卒業することとなった

中学校に入り部活を決めることになった。だが南は帰宅部を選んだ。

「空は、今頃なにしてるだろう。多分空はバレー部に入ってエース目指してるんだろうな」

そのまま2年生になった。

新学期が始まって南は、友だちを作ることになった。

それは、バレー部の副部長の伊藤月(いとうつき)という人だった。学校ではおとなしいし、真面目な人だけどバレーをすると白熱し、厳しい先輩だった。

わたしもバレーがうまくなったら空と一緒にバレーができるかな?

「先輩私にもバレーを教えて下さい」

「いいよ!部員がたりなかったからこれでやっと揃った」

「なんでバレーをやろうと思ったの?」

「私には親友だった空という人がいて、先輩みたいにバレーに夢中でずっとバレーをしていたんです。けど、小学5年生のときに転校しちゃって、それからずっとあってなくて私もバレー部に入ったら空と一緒にバレーができるかなと思って入りました」

「先輩、私に厳しく教えて下さいみんなよりも早く成長したいんです」

「(南のクラスメイト)あんな南がバレーなんて無理でしょ」

でもそれは事実だった。南はみんなよりも才能がなく特訓しても無駄だった。

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