文学フリマの勢いはここ近年増している。
文学フリマの開催日が近づけばXではトレンド入りし、来場者は文学フリマ東京では1万人を超すという大イベントになっている。
そんな私も文学フリマ福岡に出店した。あの時、知っておけば良かったなあ! というハウツーがたくさん網羅され、これから文学フリマに出店する人にはかなり有難いと思う。
やっぱり、Xでの宣伝って効果があるんですね。去年、文学フリマ福岡に参加したときもXで紹介しまくったらXで拙作を知ってくれた方が買いに来てくれました。
できれば、文学フリマにKADOKAWA出版が出店してくれたらいいのになあ、と日々妄想しているこの頃です。
物語を書いた! 同人誌にした! イベントに出た!
でも、みんなスペースの前をスルー!!!! 見本誌をめくってももらえないよ!
……という、悲しい経験をした人は多いんじゃなかろうか。
そんなとき「何が悪かったんだろう?」の筆頭に挙げられるのが「宣伝」という行為。
こちらのエッセイはただのハウツーではない。一次創作、という、商業的なものがあまりかかわらない「趣味人」という立場の中で、いかに自分を知らない方に作品の情報を届けるのか、方法は、に注目して書かれている。
宣伝ツイートになにを書けばいいのかわからなくなったとき、一冊でも好きそうなひとに届きたいと思ったとき、このエッセイを参照してほしいと思った。
せっかくの大事なイベントの日を、楽しく有意義に過ごすために。