第3話 一日目③

今までの内容をざっくり説明!

いじめにより学校に行けなくなり、親からも愛されず、生き疲れた主人公・神野千紀は、最期くらい青春を謳歌したいと考えて、七日間やりたいことをやり続けることを自分自身に誓った。

さて彼女に、自身の凍った表情筋を動かす日はやって来るのか??

☆前回のあらすじ

現在一日目。1/7達成。

目標①お腹いっぱいご飯を食べる→達成!

次の目標→渋谷に行く!


☆注意☆

キャラ崩壊注意。千紀ちゃんにデレデレの謎男が登場します。夢の中では殺●ていいけど小説上ではかなりお世話になるであろうキャラクターかもしれなくもないですが(断言はしません)よろしくお願いします。



人生初のお腹いっぱい体験とチョコレートを堪能し終えた本作の主人公、神野千紀は、今もなおチョコレートフラペチーノを片手に駅で絶賛迷子中。

「山手線ってナニ…?????とりあえずそこら辺の人に聞いてみるかー」


「すみませーん…」

彼女が選んだ人間はサングラスをかけた金髪と黒髪のハーフでセンター分けの男の人だった。背は高くて、鋭い目つきは誰も話しかけてくんなよオーラをバリバリ分泌している。せっかくのイケメンが台無しだ。彼女にフられたのか?某アイスではずれを引いて悲しがっているのか??とにかく彼女は選ぶ人間をミスった。

「あ”????????」

「あら…?なんかやばいオーラを感じるぞ…???何か…、うん、やべぇな、とりま飲みかけのフラペチーノを愛でよう」

そう。みなさんお気づきであろうか。

この少女、常識が抜け落ちた鈍感すっとぼけ女である。

ちょっと(かなり)抜けてて、ちょいバカで、可愛くて、綺麗で、かっこいい。

人を堕とすためだけに生まれたような存在である。

さっき喧嘩を売られた(?)男の人もこの通り。

「あ?おい…?」

(え、やだもう、この子きゃわーーーーーーーーーーーー♡♡♡)

星●アイ出てきてキャラが崩壊してしまいました。

「すみませんレディ結婚式はどこで挙げましょうか?」

「ゑ」

「そういう困っちゃうトコも可愛い♡」

「貴方誰?それ言わなきゃ結婚もクソもないでしょ」

「あ…。確かに。オレは藤原 ふじわら すいだよ。よろしく未来のお嫁さん♡」

「おrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrオエゲッハゲッハゲロゲロゲローー(吐いてる)」


「こんなことやってる場合じゃないじゃん!お兄さん、山手線って何か知ってる?」

「どこに行きたいの?」

「渋谷っ!!」

「ハァー、しかたねぇな、送ってや((殴」

「そういうこといらないから早く??送って??私には時間がないんだよ??」

「やば可愛い♡御意♡♡」

そんなこんなで。渋谷に到着しました。

(ただの茶番なので飛ばしたい人は16行か17行先からどうぞ。)

「やだ見て?」

「あの子たちカップルかな?」

「可愛い子とイケメンが一緒にいるわ」

「ああ神様ありがとー!」

「地球に感謝」

「酸素吸っててよかったー、っていうか地球に生まれてよかった」

「あの子にピーーやピーーやピーーをしたあとピーしてピーーーしてピーー」

「ああ尊い」

ドサッ

「ああ花子、お前のことは忘れない、最期にあのカップルを見られてよかった…、

この人生悔いなし」

バタッ

「花子と太郎よ、良き妄想ありがとう…、そのあとピーしてピーーしてピーー、いやピーーーーーもいけるか…???最高」

鼻血ブシャアアアアア

「誰か救急車!!鼻血で意識不明の女の子が一人…いや二人か⁉あと吐血した人が五人くらいいるぅうううう!!!!」


千紀と酔を見ていろいろと妄想を繰り広げる周りの方々。


「渋谷って渋い谷で渋谷でしょ?全然渋くないよ、イケイケじゃん、イケ谷じゃん」

「イケ谷…ダサい…絶対行きたくない」

「ここが噂のスクランブル交差点かー。人間多いな、全世界にこんなに人間がいるなんて知らなかったよ」

「でもオレは、君しか見ていな((殴」

こんな会話が繰り広げられているとはつゆ知らず噂をし続ける周りの人たちだった。


※ちなみにこの間ずっと千紀ちゃんの表情筋は動いていない!!!


「洋服とかキョーミないなー。今度また行くか―」

「その時はファッションチェックしてあげるよ♡メイド服とか着させてあげる♡」

「めいどふくってなに?」

「調べるか―」

調べ中……

「ナニコレ…???これを着ろと????(静かにキレる千紀)」

「( ̄▽ ̄;)(やばい圧を本能的に感じた酔)スッ」

「逃げるな卑怯者!!!!!!!追えーー!!!!!!!!」




めっちゃ飛ばします。一日目早くも終わりそうです。

※キャラ崩壊注意

「今日はありがとう」

「いえいえー♡オレも千紀ちゃんの顔を拝めてよか((殴」

※一応自己紹介しあいました。それで酔は完全に千紀に堕ちました。

「それで…、今日、た、た…」

「た?」

「たの、楽し、楽しかった/////」

こういうことを言いなれていない千紀は顔を夕日よりも赤く染めた。

「ズキュウウウウウン!!!!」

それが酔のツボであることを知らずに。


↓これより酔クンの脳内を大公表します↓

(読まなくてもイイヨ☆)


やだもうこの世にこんなかわいらしい子がいるなんて想像もしてなかったよなんなのこの可愛い生き物はもう生きててよかったこのツンデレがー♡(生い立ちからして表情筋が凍っていて笑えないだけです完全に酔の早とちりです良い子はマネしないでね)神様ってホントのホントにいたんだねーもうさーずっと初詣とかで5円玉をもケチって1円玉しか入れてこなかった人生だったけれどもこれより藤原酔は改心して野口英世様(1000円札のことだよ)を超えて樋口一葉様(5000円札)を超えて福沢諭吉様(10000円札)入れますねもうサイコーですねこの人生悔いはないよーもう好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き愛してる愛してる愛してる愛してる愛してるうううううううう!!!

(以下省略)

↑以上↑


そしてすこーしだけ笑うことが増えて、酔のノリもついていけるようになった千紀だった

「明日は、カラオケに行くぞー!」

「それより今日の宿は?」

「あ、、、、」

※酔は一応全部知ってる設定でお願いします

 自己紹介したときに分かったことに!

「オレん家、泊まってくか?(キメ顔)」

「ありがとー」

「ちょっとは意識してくれよ!」


Profile➁ 藤原 酔(ふじわら すい)

一応男の子。17歳。凄くイケメン。金髪と黒髪ハーフ、センター分けイケメン。色白。身長高めで175cm超えてるくらいかな?

これまで堕としてきた人は数知れず。クールだが(だったはず?)千紀の存在にキャラ崩壊を余儀なくされる。千紀以外には結構クール。

千紀セコム第一弾。色々煩いけどいいヤツ。

最近の悩みは何故かカラスに頭を小突かれること。まぁカラスもこのオレに嫉妬し始めちゃったのかな?それだけオレイケメンだってことかな?まぁ気にしないけど、気にしないけど、、、、、あ、カラス…痛っ!!

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最高の幻を7日間、儚い私へ。 白玉林檎☆凪 @TIGIRIKI

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