春から初夏への移ろいを繊細に捉えています。散る花、飛来するツバメ、母の日への思い、五月雨、猫の恋、朝焼け、新茶、梅雨の訪れ、紫陽花、ほととぎすの鳴き声、蛍の光など、季節感あふれる題材が巧みに選ばれ、日本の伝統的な俳句の世界観を感じさせます。同時に、現代的な表現を取り入れたユーモアのある一句や、世界情勢への思いを込めた作品もあり、俳句の可能性を広げています。
作者さまのお気持ちがそのまま写し取られたような句ばかり切なさを想うところもありますが、それ以上に優しい気持ちを抱きます
とても物語性を感じました。レビュー本文を書くのは粋に難しいです。。下を向いているというのも、「それはどんな感情なの〜〜〜!?」と心をくすぐってくれます。