聖女のちからといわれても、王女はうれしくはないかも

何者かに毒殺された元男爵令嬢である主人公は、言い寄っていた王子(今は国王)の娘に転生します。母は、王子を取り合っていた公爵令嬢(今は王妃)です。
あるとき、主人公は、聖女に覚醒します。
主人公は、前世も今世もかなりの美貌で、前世では美貌一つで元王子を恋人にしていたので、聖女のチカラとか特別なものは欲していなかったのですが、聖女の力に大喜びする周囲に流されて、徐々に聖女業をはじめたりはじめなかったりします。
王族に敵対する政敵たち、仲の悪い婚約者、前世の自分を殺したのは誰なのか、陰謀渦巻く宮廷で主人公の(あまり積極的ではない)活躍に目が離せません!