最終報告
二一〇四年、ティルナノッグ解体。
その都市の在り方は聖域で多くの物議を醸し、史上最悪の妖精都市として語りつがれることになる。その一方、妖精都市の真相を暴き、その後約四年という脅威的なスピードで移住計画を完遂したヴィルヘルム・ライネの功績は広く賞賛された。
都市の跡地は遠からず空間侵蝕に呑まれ、融け落ちることになるだろう。
全ての住民が出立した都市を最後に後にしたのは、一人の青年と純白の妖精であったという。
妖精侵蝕 yukiha @wintertale
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます