回転寿司と僕
@inunu3
救世主はやってこない。
幸せとはなんだろうか。回転寿司をひとりで食べている時ふとそんなことを考えていた。
寂しい。
夜8時の回転寿司は周りは家族連れや恋人連れ、職場仲間なのだろうか。スーツを着た人達がお酒を飲み和気あいあいとしている。それに比べ、自分は独り。スマホでラノベを読みながらサイドメニューのポテトを頬張っている。イヤホン越しでも聞こえてくる楽しそうな会話。普段なら気にしたこともないのだが、今日は心身ともに疲れていて心に響く。
お腹もいっぱいになりお会計をする。ちょうど皆もおなかいっぱいになるタイミングだったのかレジに列ができていた。お会計を済まし帰路に着く。
ラノベだったら帰り道、家なしJKに出会ったりだとか、店の外に出た瞬間異世界だったりするのだろうか。
ここは現実。
回転寿司と僕 @inunu3
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
近況ノート
関連小説
夢日記/@inunu3
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます