その男、狼駄という………
🗡🐺狼駄
無駄(闇)を貪る狼がいい
一人夜道を
「………か。成程、良いな……」
これが『どらやき』という
ただ和菓子は続けて、こうも
「―これで実は狼少年……なんて続けて欲しい」
―狼……
そうだなあ……今の歳を
そんな事がもし赦されるのなら、寧ろ満月を捜し彷徨い「
なれど僕は、もう
こんな歳にもなると満月を
満月の下、自分に眠る狼を存分に解き放つより、闇の
何しろ
よって和菓子の語り部は
「まさか貴方がそんなことを………」
気がつけば自然とそんな
『………どうせなら新月の夜に書けば良かったのに。何だよ月齢16って……』
― おしまい ―
その男、狼駄という……… 🗡🐺狼駄 @Wolf_kk
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