最後はハッピーエンド?(粗書)

『うん、そうしよ』


 二人のためじゃない。私は自分のために伝えた。


 今の関係をすべてなかったことにして、一から作り直そう。


 記憶は消えない、過去は変わらない、時間は戻らない。でもその過去すべてを受け止める必要なんてない。時間は戻らないけど、今風で言ったら、少し違うかもだけど「強くてニューゲーム」。これからだ。


 私は一言、


『じゃあ、また』


 とだけ言って帰路についた。これからもまた、自分のこの体質が生活の邪魔をするだろう。けど、もう嫌じゃない。


 二人と私の関係はいびつだけど、私が求めた普通はそこにはないけど、こういうのもありじゃないのかな。














  本は良い。耳が聞こえない私が純粋に楽しめるのは本だ。語彙ごいを増やせるし、何より面白い。

 そして、本を読んでいる間は耳が聞こえないということを少しだけよかったと感じることができるからだ。

 周りの喧騒けんそうに読書を邪魔されないとはすばらしいことだ。最も喧騒というものを聞いたことがないためどの程度なものかわからない。



 私はいま朝の教室で一人本を読んでいる、、、いや読んでいた。

 物語に没頭していたら周りに人が来ていることに気が付かなかった。


 今日も来てしまったのだこの時間が。


 顔を上げるとそこには、二人の少女がいた。

 片方は肩ほどまであるボブカットの髪を脱色しているのか、少し茶色みがかった色の活発そうなかわいらしい少女。もう一方は黒いきれいなショートをサイドで編み込んでいる美しい少女。

 この二人はな双子で有名だ。かばんにはアニメや漫画のキャラの小さいぬいぐるみや、キーホルダーがたくさんつけられている。


『ねぇ、ちょっと私たちと、話さない?』


 まるでナンパ師のような口ぶりで話しかけられた。断られるのを恐れているかのようなぎこちなく申し訳なさそうにはにかんだその表情は、心なしか嬉しそうだった。



──────────────────────────────────────


どうも「ガウテン」です。


これでもう終わりです。本当です。多分。


最後は結局ちょっと重い話っぽくなっちゃった。書いてた自分でもよくわからなくなってしまった。それに最後はラブコメのラブ要素なくなってたし。


軽い気持ちで書き始めたけど、思っていたよりも多くの人に見てもらえて嬉しかったです。最後は書いた自分が言うのもなんですけど、読者様にとってはあまり面白くない結末になってしまっていると思いますが今の俺にできるのはここまでです。


あ、そういえば夏休みもあとちょっと。この前プールに行ったんですけど、人が思ったよりもいてあまり面白くなかったです。


自分語り長文失礼しました。




では、また。

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耳が聞こえない私は彼女たちの溺愛におびえている ガウテン @takay4ki

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