第16話 卒業証書

 マリアの漫画が最終回を迎え、保健室に足を運ぶ理由がなくなってしまった僕は、マリアと出会う前の日常にすっかり戻っていた。

 休み時間は涼介と喋り、昼休みはクラスメイトたちと体育館でバスケットボールをしたり、バレーボールをしたりして過ごした。

 以前、涼介に格好つけたことを言ったが、ときどきグラウンドで雪合戦もした。涼介は最後まで雪玉を作るのが下手なままだった。涼介の雪玉は、人に当たる前によく形が崩れた。手の皮が薄いのだろう、雪の冷たさに耐えられず、力いっぱい握れないのだ。

 放課後は、サッカー部の練習に参加した。顧問の津谷先生にお願いし、卒業するまでの間、部活に参加させてもらうことにした。

 一度引退した部活にもう一度関わらせてもらう以上、誰よりも先に練習場所に行き、誰よりも最後に帰るように心がけた。新部長の小岩川朋枝は、自分たちに気を遣わなくていいと言ってくれたが、そういうわけにはいかなかった。先輩という立場に甘えず、準備や片付けを積極的に行った。

 朋枝は、クラスメイトの小岩川結実さんの弟で、たまに小岩川さんの話題で盛り上がった。バスケットボールのスポーツ推薦を受ける予定の小岩川さんと女鹿さんも部活に参加しているとのことだった。

 三年生が一人ということもあり、コーチの遊佐さんと話す時間も自然と増えた。遊佐さんは僕の兄よりも歳が上だが、同級生と話す調子で会話ができた。

 遊佐さんの仕事の話は、大人って大変だな、と思うことが多かったが、聞いていて面白い話もたくさんあった。

 遊佐さんは会社で嫌なことがあると、サッカー部のコーチを任せてもらえていることに感謝するのだと言っていた。サッカーボールを蹴れば、大抵のことは許せるそうだ。

『もし晴太に好きな女の子ができたときのために、とっておきの秘策を伝授してやる。いいか、よく覚えておけ。女の子に告白するときは、お前を国立に連れて行ってやるから、おれの専属マネージャーになってくれって言うんだぞ。これでイチコロだぜ!』

 遊佐さんが胸を張った。

『でも、遊佐さんには彼女がいないじゃないですか』

 説得力に欠けるな、と思いながら、素直な感想を口にすると、

『おれはほぼ男子校だったから! なんなら、おれのクラスには女子が一人もいなかったから! 純度百パーセントの共学だったら、彼女の一人や二人、そりゃあ、余裕で作れたからな!』

 遊佐さんが目をかっと見開いて、僕に詰め寄ってきた。

『わかった、わかりました! 参考にさせていただきますっ!』

 僕は遊佐さんの両肩にそれぞれ手を置き、顔を真赤にして迫ってくる体を何とか押さえ付けた。

『でも俺よりも先に、晴太に彼女ができるのは許せねえなあ……』

『遊佐さん、言ってることがめちゃくちゃですよ』

『いや、心配いらないか。公立のサッカー部ならまだしも、私立の羽白高校でサッカーをするなら、彼女なんて作ってる余裕はないだろうからな』

 遊佐さんが顎に手を当てながら呟いた。

『羽白高校の練習って、やっぱりきついですかね?』

『なんだ、晴太。不安なのか?』

 遊佐さんがにんまりと口元を緩めた。

『そりゃあ、中学校と高校では、全然レベルが違うと思いますし……』

『心配しなくても、晴太なら大丈夫だ。それでも不安だっていうのなら、今の倍の量を走れ。とにかく走れ。体力はいくらつけたって損はないからな』

 遊佐さんが僕の肩に腕を回してきた。

『遊佐さんが、珍しくまともなことを言ってる……』

『なんだとー!』

 遊佐さんの手が頭に触れたかと思ったのも束の間、髪の毛をぐしゃぐしゃに掻き回された。



 部活が終わって家に帰ると、晩ご飯を食べてから近所の道を走り込んだ。遊佐さんのアドバイスを受け、走る量を倍にした。

 この町の冬の夜は、口から息を吸うと針が刺さるような冷たい空気が体内に流れ込んでくる。少し走ったくらいでは体が温まらない。

 町はすっかり白に染まり、雪の積もっている道はスポーツシューズだと走りづらかったが、それでも僕は走り続けた。

 夜空は綺麗だ。

 オリオン座のベテルギウスとリゲルは、まるで僕とマリアのようであった。三ツ星を挟み、お互い意識できる距離にいるのに手は届かない。自分が輝くことで、相手に自分の存在を伝えようとしている。

 冬のダイヤモンドを巡る旅も、マリアが描いた漫画のように、もうすぐ結末を迎えようとしていた。

 僕は頭の中で、マリアがピアノで弾くきらきら星を想像した。それは一等星のように眩しくて、僕の行く先を力強く指し示していた。

 迷いを捨てて、ただ光に向かって走ればいい。

 雪を押し潰す踵の力が、自然と強くなった。



 サッカーと真剣に向き合っている間に、気がつけば卒業式の前日になっていた。

 高校受験も終わり、教室には夏休みの後とは比べ物にならないほど、浮足立った空気が流れていた。春休みに、卒業旅行と称して仙台へ日帰り旅をしようという話も出てきている。この計画の発案者は女鹿さんだ。女鹿さんはこの日に海斗に告白をするつもりなのだと、僕にこっそり教えてくれた。卒業式は、絶対に笑顔で終わりたいそうだ。

 僕は放課後になると、数ヶ月ぶりに保健室を訪れた。

 僕の姿を見るなり、保健医の五十川先生が、あら、という感じで頬に手を当てて微笑んだ。

 マリアの髪は肩を優に越しており、前髪は光沢を弾いていた。いつの日だったか、マリアが言っていた「縮毛矯正」っていうやつをしたんだ、と思った。が、そのことについて、僕は何も言わなかった。

 僕はこの数ヶ月で、身長が十二センチ程伸びていた。中学校に入学するときに、見栄を張って大きめのサイズを買っていた学生服は、今頃になってちょうどよい大きさになっていた。みっともなく余っていた袖もつまっている。

 マリアも、僕に何も言わなかった。

 僕たちは久しぶりとか、元気だったとか、そういうつまらない挨拶は交わさなかった。

 僕は、マリアの向かいに置いてある学習机に腰を掛けた。椅子の高さが低く、窮屈に感じられた。

「私、明日の卒業式には出ないことにしたんだ」

 そう告げるとマリアは、学生鞄の中から一本の筒を取り出した。

「これ。吹浦先生に無理を言って、一足先に貰っちゃった」

 マリアが、こてん、といった具合に顔を傾けた。

「それじゃあ、今年の卒業生第一号は、マリアなわけだ」

 僕の言葉に、マリアが、ふふふ、と小さく笑った。

 保健室の窓から見える桜の木はまだ殺風景で、花が咲く気配すら感じさせない。この町の桜は四月中旬頃にならないと花が咲かず、校舎から巣立っていく僕たちを見送ってなどくれない。この町で暮らす僕たちにとって、桜の花が卒業式を彩るのはドラマやアニメの世界だけで、フィクションなのだ。

「マリアは、高校生になったらまた漫画を描くの?」

 もしまた漫画を描いたとして、マリアはその漫画を誰に読んでもらうのだろうか。僕はそのことがずっと心に引っかかっていた。

「実はね、漫画を描くのは好きなんだけど、今まで一度も、一つの作品を最後まで描けたことがなかったんだ」

 マリアが学生鞄に筒をしまいながら話し始めた。

「好きなシーンを描くのは楽しいんだけど、描いている途中で飽きちゃうんだよね。だからあの漫画を最後まで描き続けられたのは、晴太くんが漫画の続きを読みたいって言ってくれたからなんだよ」

 マリアが机の天板に手を置いた。

「私にとって漫画を描くことは一種の現実逃避で、自分が読みたい漫画を自分で描いていただけなんだ。それも楽しかったんだけど、読んでくれる人がいるって、それだけで創作の糧になるんだって初めてわかった。そのことに気づかせてくれたのは晴太くんだよ」

 マリアは無意識なのか、何かを祈っているわけでもないだろうに手を組んでいた。

「私はきっとまた漫画を描くと思う。もしかしたら、もう誰かのために描くことはないかもしれないけど、それでもきっと描くと思う」

 マリアが目を伏せてから、

「さよなら、晴太くん」

 不器用に微笑んだ。

 真っ黒な髪の毛が、のれんのようにさらりと流れた。

「せばの! マリア!」

 そう言葉を返すと僕は、マリアに背を向けて走り出した。

 僕の学生鞄の中には室内用のシューズが入っていて、その重みが僕を前へ、前へと押し出していた。

 僕は後ろを振り返らなかった。思い出を振り返るような真似はしなかった。僕たちにはそういうものは必要なかった。

 僕の体は、市内の体育館を目指して走り続けた。冬の間、ときどき借りる施設だ。

 今日が部活に参加する最後の練習だった。明日からは一足先に、春から入学する羽白高校の部活に参加することになっている。

 僕は気づいていた。

 マリアの漫画が、本当はまだ続いていることを。僕が読ませてもらったあの最終話は、マリアから僕に別れを告げるためのメッセージであったことを。

 僕はマリアの不器用な笑顔を思い浮かべた。

 これが、僕が最後に見たマリアの姿だった。



 校舎の隙間風がいつもより冷たく感じられるのは、僕がクラスメイトたちよりも一足先に、大人の階段に足を引っ掛けたからなのだろうか。

 足元を駆け抜ける風に身震いし、セーターの袖を伸ばして指先に引っ掛ける。

 卒業式の会場になっている体育館への入場を控えた待機列は、緊張感の欠片もなく、あちらこちらで会話が飛び交っている。公立高校の一般入試の合格発表を明日に控えていることもあり、どこのグループも高校受験の話題でもちきりだ。

 分厚い扉が開き、薄暗かった廊下に光の筋が差し込んだ。入場曲の『3月9日』がざわめきを掻き消していき、拍手の音に急かされるように列が進み始めた。

 予行練習を何度も行っていたせいなのか、卒業式はどこか機械的に進行していた。それでも教師陣の普段見慣れない正装が、非日常感を演出していた。

 僕は式の間、ずっとマリアのことを考えていた。正確には、マリアのことというよりも、マリアに対する自分の感情に一体どんな名前がついていたのだろうか、ということを考えていた。

 いくら考えても、答えは見つからなかった。だけど、それが正しいような気がした。いや、それが僕とマリアの間を埋めるには相応しいような気がした。

 卒業式が終わって教室に移動し、すすり泣きが響いているショートホームルームも終わると、僕は涼介と一緒に教室を後にした。

 配布された卒業アルバムは、すぐに学生鞄の奥に詰め込んだ。きっとこの卒業アルバムは、学生鞄から一度も取り出されないまま押入れの中で眠るのだろう、と予感した。

 一階に降りて、保健室の前を通り過ぎる。保健室には照明が付いていたが、中に誰がいるのかは見えなかった。

「寄らなくていいのか?」

 保健室の戸に近いほうを歩いていた涼介が立ち止まった。

「いいんだ」

 僕は首を横に振った。

「本当に?」

 涼介の声が低くなる。

 一瞬、五十川先生に一言挨拶をしたほうがいいだろうか、という考えが頭を過ったが、すぐにその思いを打ち消した。

「別れなら、昨日済ませたから」

 僕が歩き出すと、涼介がすぐに隣に並んだ。まだ何か言ってくるかと思ったが、涼介がそれ以上何かを言うことはなかった。

 廊下の角を曲がり、昇降口が見えると、そこからすでに混雑が始まっていた。ショートホームルームがあっさり終わったであろう下級生たちが、花束や色紙を用意して待機していた。

 サッカー部は夕方に懇親会があるため、おそらくこのタイミングで何かを手渡されることはないだろう。

 昇降口を出ると、校門までの道のりに、さらなる人集りができあがっていた。

「すげぇーなあー……」

 思わず声が溢れた。

 いつもと様子の違う校門前の景色に、ようやく中学校を卒業する実感が湧いてきた。

「……涼介さん!」

 昇降口の屋根から一歩踏み出したところで、二人組の女子生徒が声を掛けてきた。見覚えのない顔だった。上履きではないため学年はわからないが、おそらく下級生だろう。

「悪い、ちょっと行ってくる」

 涼介は軽く手を挙げると、そそくさと彼女たちの元へ駆け寄った。

 僕は、涼介が戻ってくるのを待つか迷った。涼介とは校門を出たらすぐに分かれるのだ。それにしても涼介のヤツ、いつの間に……と思いながら、せめて通行の邪魔にならないように道の端へと移動した。

「晴太!」

 後ろから声が聞こえてきたのと同時に、背中をバシンと手のひらで叩かれた。

「私ね、いつか市長の娘じゃなくて、市長になってみせるから! そして誰にも陰口なんて叩かせないんだから!」

 美波がすれ違いざま、くるりと体を回転させ、卒業証書が入っている筒を空高く掲げた。黒い筒が太陽の光をキラリと弾いた。

「そのときは赤いスーツでビシッと決めろよ!」

 僕が叫ぶと、

「バーカ!」

 美波が大きく開いた口から舌を出し、あっという間に走り去っていった。

 美波は市内で一番偏差値が高く、東京大学への進学実績を持っている高校を受験している。合格発表は明日だが、美波のことだ、全く心配はいらないだろう。

 幼稚園からずっと同じクラスだった美波とも今日でお別れだ。だが家が近所なのだから、たまに町で顔を合わせることもあるだろう。きっと彼女とは、今日が最後ではない。

「晴太さん!」

 振り返ると、小岩川朋枝が手を挙げていた。

「卒業おめでとうございます」

 朋枝が頭を下げた。

「おう。ありがとう」

「珍しいですね。涼介さんは一緒じゃないんですか?」

 朋枝が顔を左右に振って辺りをうかがった。

「涼介なら、後輩の女子に呼び出された」

「さすが涼介さん! やりますね」

 朋枝の口元が緩んだ。

「この後、懇親会もあることだし、三年に気を遣わなくていいからな」

「そんな寂しいこと言わないでくださいよ。これでもおれ、晴太さんとはそこそこ上手くやってきたつもりなんですから!」

 朋枝が拳を振って訴えた。

「それは悪かったな。そういうつもりではなかったんだが……」

 僕は素直に謝った。

「それに、晴太さんに伝えておきたいことがありまして……」

 友枝がそわそわと体を揺らした。

「伝えたいこと?」

 僕が顔を傾げると、友枝は意を決したように口を大きく開いた。

「おれ、晴太さんのプレーが大好きでした! また一緒にサッカーがしたいです! だからおれも、来年羽白高校に行きます!」

 友枝の頬が紅潮していた。

 まさか、こんな言葉を貰えるなんて思ってもいなかった。

「……そっか。頑張れよ」

 戸惑いながら、友枝の肩を叩いた。

「はい!」

 友枝が背筋を伸ばして返事をした。その声の響きに、懐かしさが風となって僕の中を通過していった。

 今年一年間、友枝とはツートップとしてフィールドを駆け回った。友枝は二年生でありながら、我がチームでは数少ない攻めのポジションを担っている。

「楽しみに待ってるからな」

 友枝が満面の笑みを浮かべると、失礼します、と頭を下げて去っていった。

「ハル!」

 息を吐く暇もなく、また呼び止められる。声のほうを振り向くと、海斗が人混みの中から手を振っていた。僕は顔を正面に戻し、校舎に向かって歩き出した。

「おいっ! 待てよ!」

 海斗が慌てて追いかけてくる。肩を掴まれ、観念して立ち止まった。

「無視してんじゃねぇよ」

 海斗が口先を尖らせた。

 海斗の学生服からはネームプレートはもちろん、袖口も含め、全てのボタンがなくなっている。それどころか、ワイシャツのボタンすら見当たらない。そのせいでワイシャツの下に着込んでいる白色のシャツが見えてしまっていた。

「追い剥ぎにでもあったのか?」

「あってねぇよ!」

 海斗が唾を飛ばす勢いで答えた。ふと足元に目を落とすと、僕が憧れていたあの靴が目に入った。が、すぐに顔を上げた。

「おれに構ってていいのかよ。最後の最後に、女子たちの恨まれ役を買いたくねぇんだけど。親近効果って言うんだっけ? 人の印象は、最後に与えられた印象で形作られるって言うだろう」

「ハルのくせに、何小難しいことを言ってるんだ。それにハルだって、ちゃっかりボタンが一つなくなってるじゃないか」

 海斗が、僕の学生服を指差した。

 目敏いヤツだ。

「残念。これは前からだ。数ヶ月前にボタンを落としたんだが、卒業まで残り少ないんだから、わざわざ付け直さなくてもいいでしょっていう、おれの母親の怠慢だ」

「ハルの母ちゃんは相変わらずだな」

 海斗が苦笑いを浮かべた。

「海斗ー! まだー?」

 海斗と写真を撮りたがっている女子たちが、スマートフォンを片手に声を張り上げている。「早くー!」と、別の女子の声が続く。その中に、女鹿さんの姿はない。海斗はその声が聞こえているであろうに、彼女たちを一瞥することもなく、僕を真っ直ぐに見つめたままだ。

「三年後、県大会の決勝戦で会おうぜ」

 海斗が手を差し出してきた。

「おれ、絶対に待ってるからな」

 僕はその手をまじまじと見つめてから、

「ああ……」

 自ら掴みにいった。

 僕のものよりも一回り大きく、厚みのある手だ。だけど肌の色は、僕だって負けていない。

「海斗ー!」

 女子の声が強くなる。ようやく海斗が、女子たちのほうへと駆けていった。

 この町で迎える卒業式は、なんて素っ気ないのだろうか。

 寒さを言いわけにして遅咲く桜並木は、花ではなく雪を纏っている。道路の端にはまだ除雪で押し固められた雪の塊が残っている。

 海斗は春を待たずにこの町から去って行く。それでも、僕が海斗の背中を追いかける日々は続く。

 手を伸ばしても届かない背中に苛立つことも落ち込むことも、熱り立つこともあるだろう。絡みそうになる足を立ち止まらせて地面を睨むこともあるだろう。それでも僕は、自分の不格好さを許しながら何度も走り出す。

 そして、そんなときに、ふと思い出すだろう。

 マリアが描いていた漫画の続きが気になっていることや、いつか僕に見せたいと言っていた犬のショコラのことや、マリアの弾いたピアノの美しい調べや、マリアの桜貝みたいな小さな爪を。

 それはまるで、おまじないやお守りのように。いや、道標のように。

 そして、何よりも。

 遠慮がちに微笑む、保健室のマリアを。

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保健室のマリア コウ @OmuCurry

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