あとがき

 お読み頂きましてありがとうございます。

 

 こちら、神楽耶夏輝さんの自主企画に参加するために書いたお話です。


 企画のレギュレーションに「あとがきを付けてください」とあるため、ちょっぴり書かせて頂きます。



『ただ、10分間同じ空気を吸いたくて』


 は、初恋を拗らせている男性のお話です。


「もしあの時、告白さえしていれば……」


 そんな恋の想い出はありませんか?

 私はあります。

 

 ただ個人的には「しない」後悔は夢みがちで、当時の想い出もろとも美化しちゃうなぁ、なんていう風にも感じます。


 そんな思いを物語にしたのが本作です。

 まあ……どうでしょう💧 やたらとヘタレな主人公が出来上がってしまった訳なのですけれど。


 ラストも私にしてはドライで、もやもやで、不穏というか、あまりらしくない形になっています。

 これはこれでお楽しみ頂ければ幸いです。




 普段はもっと後味ほんわかなのを書いています。



◇「奇跡のナイン」

https://kakuyomu.jp/works/16817330668804438233


中学校の野球部を舞台にした爽やか青春もの



◇「さよならを覆す最高の方法 ——『デイジー・コスタ金物店』最後の一日——」

https://kakuyomu.jp/works/16818093073961878526


ラストは甘い香りに包まれるほっこりファンタジー


 

◇「蛍の舞う村で」

https://kakuyomu.jp/works/16817330658272496387


人数合わせで参加した婚活イベントから始まる大人の恋


 

 

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ただ、10分間同じ空気を吸いたくて 碧月 葉 @momobeko

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