今回は、奇妙な文通を八つのパターンを紹介した。

 人間の感情の機微を、文字で伝えるのは難しいが、それでも、時に文章で伝えたいことがある。

 記録として残したいとき、相手が忙しくて話ができないとき、口頭では伝えづらいとき、文章に特別な想いを託したいとき、などが挙げられるだろうか。


 文通は、人間だけに許されたコミュニケーション・ツールだ。

 いくら、電話やオンライン会議が発達しようとも、文通はなくならないだろう。


 最後に、手紙に託されたさまざまな想いが、確かに人と人との心を繋ぎとめ、人の心を豊かにすることを筆者は信じており願っている。


 了

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或る奇妙な文通【関川二尋さま企画『ハーフ&ハーフ4参加作品』】 銀鏡 怜尚 @Deep-scarlet

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