—善と悪、陰と陽、正と負。—最強のモフモフ、ここに現る!
- ★★★ Excellent!!!
このお話の登場人物達はそれぞれにギャップのある「二面性」を持ち合わせており、それが物語に深みを与えています。
優しいけれど、残酷なところを持ち合わせた少年。
強いけれど、繊細な剣聖。
尊敬されているようで、軽蔑されている神父。
素晴らしいのに、変態な賢者…
太陽のようで、わがままな王女…
そして、一番の見どころは、可愛いのに最恐のモフモフ、ツムトギアアンダビノアストズァラク……略して「ツムト」。
この物語の核となるツムトの謎が、回を追うごとに徐々に明らかになっていきます。
食べるか、食べないかの選択肢しかなかったはずのツムトは、自分を怖がらずに接してくれるヒロトに次第に心を開いていきます。一方、転生前も転生後も悲惨な人生を送ってきたヒロトにとっても、自分を助けてくれる可愛いモフモフ、ツムトは大切な友達に…。
謎のドラゴンに連れて行かれた不思議な場所…
ツムトそっくりの絵が描かれた草書…
御伽話のドラゴンがつけていたリボン…
不思議と不思議の点つなぎ。
ヒロトとツムトはどうなっていくのか…!?「続き」が楽しみです!