冒頭の一文とラストの作り方が特に素晴らしい。

1,886文字でここまで世界観を完璧に表現できるのだなと、驚きました。
その内容を確かなものにしているのは、冒頭の一文と最後の締めによるところも大きいのでは、と思います。

「星空を吸う。」というタイトルと発想に負けない、素晴らしい掌編。おすすめです。