第14話 雨あがりは虹色

あれから、仕事をやめたんよ。

チビが世話してくれて、養子親さんの

喫茶店を手伝うことになったんよね。


引越しして、やっとこの場所に戻ってこれた。

景色はちゃうけど。


安くて腹一杯がおっちゃんとおばちゃんの

考え。

いっつも、大盛りやーーん。

だからな、大人気やねん。

店?きったないねん。


最近は観光で外国の人かてきはる。


毎日、ボケとツッコミの世界やねん。

なーんも、嘘無しや。


チビ?

漫才グランプリ目指してるわ。

時々、ここにも帰ってくるけど。

そう言う時は説教すんねん。

あのオチあかんでー!


さてと、仕入れに行きましょか?

お客さんに安くて美味しいもんを

食べてもらわなあかんしな。


「おっちゃーん、おばちゃーん!

ほな、いてきまーす。

あら、雨あがってるわ。

虹が、、。」



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

にじのてがみ 菜の花のおしたし @kumi4920

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る