菜の花のおしたし

祖母は明治生まれでした。 お嫁さんにはきつい人でしたが、孫の私には あったかくて母のような人でした。 貧しい暮らしの中でも知恵をこらして 暮らす人でした。 劇的な事などありません…

おしたしのひとりごとなので、全然、 何の意味もありません。

あのう、ふざけてすいません。 思いつちゃったんです。

人生の終盤に近づいていくと、会いたい人が はっきりしてくる事もあります。 そんな大人の純愛です。

看護師をしています。 若い頃からの看護師の自分が感じたことを 表出してみました。

あまりにも辛い経験をすると、自分の中に別人格が生まれて、その痛みを代わってくれると言う。 そうでもしないと自分が壊れてしまうから。 私達だって、いろんな顔をもっている。 そち…

名前だけのいもうと。 このいもうとの激し過ぎる性格に 振り回されてしまう。 何故なんだろ。

あれから12年の時が過ぎました。 あの日、私は報道だけを真実だと 受け止めました。 しかし、その報道では知り得ない人達の 慟哭があったに違いないと思うのです。

美桜と拓郎は高校生から一緒でした。 ふたりの時間はある事があってからは 止まってしまいました。 人の気持ちは、どんな状況になっても どこかで通じているのでしょうか？

昭和五十三年頃から話は始まります。 玉子はヤンキーそのもの。 還暦を過ぎて、やり残したものを 見つけます。 さてさて、その夢は叶うでしょうか。

この物語は特定の人物に贈りたくて 書きました。 今世では別れてもいつの日にか 出会える。 そして、運命は変えられる。 今世では、別れ人を偲びながら 新しい人と幸せになって欲…