概要
「これ以上悲しいことなんかないだろ。だったら、ケーキを食べなくちゃ」
【悲しいことがあったら、甘くておいしいケーキでお祝いしてあげる。私の目の前に置かれた、真っ赤ないちごのショートケーキ。いちごの天辺に、涙のような甘い透明なジェルが小さく一粒載っていて、それが宝石みたいにキラキラと輝いていたことだけは、今でも覚えている。】
悲しいことがあるたび、ケーキでお祝いをしてあげるお父さんの話です。
悲しいことがあるたび、ケーキでお祝いをしてあげるお父さんの話です。
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