からすとふくろう
@takeshi123456
第1話 親指を噛む癖
暗いこの街には街頭すらない。だからなのか、私は
あの世界に行く。
家出少女とは、よく言ったもので、私は18歳になる、、立派な大人だ。なのに、たまらなくて、涙が出そうで、悲しくて、月を眺める事しかできなかった。死にたくない。お家の二回の私の部屋からは、
陰気が通る。落ちて死ぬには丁度よい高さだ。
落ちたい、、だけど死にたくない。でも、もしも
誰かが私の手を握ってくれたのならば、それも可能かもしれない。
そんな時、私の横にいる子狐が私の手を握ってくれた。、、行けそうな気がする。怖い。死にたくない。だけど衝動が私を追い払う。
、、、
そんな話をしたら、友達のからすが高笑いをして
私の頭をなでた。からすは女性だ。愛している。
愛おしい。抱きしめられたい。
なのに、セックスの時に、私を抱きしめてはくれなかった。どうしてなの?おしえて。私の何が行けないの?喉まで突っかかった、それを言った。
からすは答えた。
いや、はぐらかすように、月の光で会話を屈折させた。私が一番嫌いな、コミュニケーションだ。
きつねだって、そうだ。
からすとふくろう @takeshi123456
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