概要
人間さんは遥か昔に絶滅しました。
ある人工知能を搭載したロボットを作っている最中、少し居眠りしている間に幽体離脱し違和感に目を覚ますと(起動)目の前に壁に寄り添って眠っている人間の男、つまり自分自身がが居た。そして手を見るとタンパク質でできた皮膚ではなく金属でできた体だった。彼の名前は上原 哲也(かみはらてつや)二十六歳(男)で、東京のとある町の小さい会社の社長だった。最初は戸惑ったが徐々に慣れていった。そんな中、男性のみが発症するウイルスが世界的に流行し、やがて地球の男は全滅した。そして生殖が出来なくなった女性も数十年後に絶滅した。ただし、哲也は無事だった。
哲也は人間時代の名前を捨て「ダイだもん」と名乗った。自分が故障したときのために、かつての人類が残した置き土産で新たにAIを搭載した修理ロボットを大量に作る。
哲也は人間時代の名前を捨て「ダイだもん」と名乗った。自分が故障したときのために、かつての人類が残した置き土産で新たにAIを搭載した修理ロボットを大量に作る。
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